小学校の通知表の見方を調べて分かったこと

学期が終わり、子どもたちが通知表を持って帰ってきました。

◎や〇、3や2など、記号や数字は分かるけれど、いったいどういう意味なの?
「できました 〇」は良いのか?悪いのか?
思考・判断ってどんなこと?

分かるようで分からない通知表。今回は、通知表の見方について調べてみました。小学校高学年バージョンです。

通知表に記入してある身長や体重。体重はともかく、身長はどれくらいが平均的なのでしょうか?

お子さんの身長が気になる場合は、こちらで小学生の平均身長をまとめています。
小学生の平均身長は?学年別の平均身長のまとめ&子供の身長を伸ばすには?

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通知表に書いてある教科ごとの言葉は学校によって違う

通知表で一番最初に見てしまうところは、国語や算数などの教科の成績ですよね。◎〇△、「よくできました」「できました」「もう少し」などで分かりやすく書かれています。

この教科の成績なのですが、「評価の観点」というところに書かれている説明のようなものがあります。

例えば、娘の通知表の国語の一番上のところに「目的に合わせて話し合ったり、書いたりすることができる。進んで読書に取り組んでいる。」と書かれていました。

この文章の言葉は学校によって様々なようです。しかし、いくつかの学校の通知表を調べてみると、文章は違っても、評価してある内容は同じということでした。

例えば先ほどの国語の一番最初のところは、「国語に関心を持って意欲的に取り組んでいたか」ということについて書いてあるということです。

通知表の学習面の様子の見方

書いてある言葉は、学校ごとの通知表によって違いますが、上から全国共通の順番に並んでいるようです。数も決まっています。もしかすると、違う学校もあるかもしれません。その場合はすみません。

国語は5つ。
社会、算数、理科、音楽、図工、家庭科、体育は4つです。

では、順番に見ていきましょう。見方は、国語だと5つありますので、お子さんの通知表の上から順番に見てください。

【国語】

①関心意欲態度
国語の勉強にどれくらい興味を持ってがんばったか。どれだけやる気があったか。どれくらい本を読んだかで成績はつけられています。音読をがんばったり、字を丁寧に書いたり、国語の授業中の態度は大きく影響します。できるだけたくさん本を読み、進んで手を挙げたり、やる気満々で勉強すると上がります。中でも、進んで手を挙げると、「やる気」が感じられますので、好印象です。
②話す聞く
伝えたいことを分かりやすく伝えているかがポイントです。発表するときや話し合いのときなど、自分の意見を言えて、人の話をしっかりと聞いているかで成績はつけられます。先生の話を聞いているかも重要です。まずは人の話をしっかりと聞くことが大切です。うんうんと、うなずきながら聞いたり、話す人を見ながら聞くといいですね。授業中の発表は、自分の思ったことを分かりやすく言うことです。国語の場合は、自分の考えを言って、次にその理由を言うようにすると、分かりやすく相手に伝えることが出来ます。
③書く
作文やノートに、分かりやすく自分が思ったことを書いているかが大切です。書きたいことを相手に伝わりやすいように工夫して書いているかで成績はつけられます。自分が思ったことを段落を使って書くようにします。そして、書きたいことを順番を考えて書くようにすると、上手に文章が書けるようになっていきます。まとめすぎて、文章があまり短いと、かえって分かりにくい文章になるので、いつも具体的な例を入れて書くようにするといいと思います。
④読む
書かれている文章を読んで、意味が分かっっているかが重要です。どんなことが書いてあるか、意味が分かっているかで成績はつけられています。進んで読書をしているかもポイントです。教科書をしっかりと読み、書いてあることが分かることが大切です。そのためには、教科書を毎日音読するようにするといいでしょう。毎日続けることが大切です。そして、図書室からいろいろな本を借りて読むようにするといいと完璧です。読む力がグングンついてきます。
言葉
言葉の意味や使い方を知っているかが重要です。勉強した漢字を正しく読んだり、書いたりできるか、字を丁寧に書いているかで成績はつけられます。習字で丁寧に書くことも大切なポイントです。漢字の「読み」「書き」の練習をがんばり、国語辞典を使って言葉の意味を調べるようにするといいと思います。習字は習いに行かなくても、家で週に1回練習すれば上手になります。言葉は、勉強した分、成績を上げやすいところです。

習字の練習については、こちらで紹介しています。

授業参観や学芸会で、親が小学校に行く機会があります。特に学年が上がるにつれて多くなってくるのが、習字の作品です。今回は、小学校の習字で字を上手に書く方法ということで、習字の練習法について調べました。

【社会】

①関心意欲態度
社会の勉強にどれくらい興味があったか、やる気を持って勉強していたか、たくさん手を挙げて発表したかで成績はつけられます。授業で勉強しているところを進んで調べたり、間違えてもいいので、たくさん手を挙げて発言することで、「やる気」をアピールできます。社会は面白いと興味を持つことが成績アップの近道です。苦手なお子さんは、実は教科書をあまり読めていない場合もあります。休み中に教科書を読んでみましょう。
②思考判断
どんな役割があるのか、理由を説明できるかが重要です。例えば、消防署がなぜ必要なのか、明治維新はなぜ起きたのかなどです。「なぜ?」を考えながら勉強するといいと思います。自分が感じた「なぜ?」をそのままにせず、自分の言葉で説明できるようになると、ぐんぐん力がつきます。
③資料活用
グラフや図が、どんなことを表しているのかが分かることがポイントです。自分が知りたいことをいろいろな方法で調べられるかどうかも重要です。グラフを見ても、そのグラフが何を表しているのか、どんなことが分かるのかが理解できないといけません。図や写真、表やグラフの見方を練習するといいと思います。グラフを見て、一番多いのは何か、増えているのか減っているのか等を考えると力がついていきます。あまり難しく考えなくても大丈夫です。ノートは丁寧にまとめるようにします。
④知識理解
勉強したことをどれだけ覚えているか。言葉や記号などの意味をよく覚えることが重要です。教科書を読んで、覚えるべきところは覚えます。教科書を何度か音読することで、言葉の意味は理解できるようになっていきます。ノートに大切な言葉を書きだす方法もあります。

【算数】

①関心意欲態度
算数の勉強に進んで取り組んでいるか。やる気のある態度で勉強しているか。
よく話を聞き、手を挙げて発表をする回数を増やせば成績はアップします。忘れ物は厳禁です。
②数学的な考え方
なぜそうなるのか。理由を説明できるか。その答えが出るまでの筋道を説明できるかがポイントです。式をつくるときの意味や計算の仕方など、自分の言葉で「なぜそうなるのか」を説明できるように勉強するといいと思います。
③表現処理
間違えずに正しく計算できるか、図形を正しくかけるかがポイントです。正確な計算力は、繰り返し練習することで身についていきます。毎日コツコツと計算練習をしたり図形をかく練習をしたりすると実力がついていきます。一番目に見えて力がつくところです。
④知識理解
公式や計算のきまりを覚えているかがポイントです。計算の仕方や公式、図形の名前など、覚えないといけないことを覚えましょう。

【理科】

①関心意欲態度
理科の勉強にやる気をもって取り組んでいたか、進んで実験や観察をがんばっていたかがポイントです。実験や観察など、すばやく取りかかるようにするといいと思います。
②科学的思考
なぜそうなるのか、仕組みや理由をせつめいできるかがポイントです。実験にはかならず結果がつきものです。「なんでだろう?」を考えながら勉強するといいと思います。出来事の原因まで覚えればバッチリです。
③技能表現
よく観察しているか、しっかりと記録しているか、実験器具を正しく使っているかがポイントです。学んだことを実際に正しい方法で使えるようになると、成績は上がります。誰かにまかせず、自分でじっくりと実験、観察するようにします。分かったことは、丁寧にまとめます。
④知識理解
勉強したことのポイントを覚えているかがポイントです。ものの名前など、理科で勉強したことを覚えていくようにするといいと思います。

【音楽】

①関心意欲
音楽の勉強に熱心に取り組んでいたかがポイントです。忘れ物などせずに、進んで歌い、音楽を楽しむ姿勢が大切です。リコーダーや鍵盤など、熱心に練習すれば上がります。
②工夫
歌い方や演奏の仕方を工夫したかがポイントです。歌い方や楽器の演奏の練習を真面目に頑張れば上がります。特にリコーダーや鍵盤の練習は重要です。
③技能
歌い方や演奏について、必要な技能が身についたかがポイントです。授業で勉強した歌や演奏を、きちんとできれば上がります。練習あるのみです。
④鑑賞
音楽を楽しみ、味わうことができたかがポイントです。鑑賞曲を聞いた後の感想はとても大切です。「大きな川の流れのようにゆったりとした曲でした。小鳥がさえずり、ダンスを踊っているようなにぎやかで明るい曲でした。」など、具体的なイメージの言葉を入れたいところです。

【図画工作】

①関心意欲
図工の授業に意欲的に取り組んでいるかがポイントです。ものづくりや絵を楽しんでいる姿は好印象です。苦手意識を持たずに、積極的に活動することで成績は上がっていくでしょう。忘れ物はダメです。
②工夫
絵を描くとき、工作を作るときの設計段階、イメージをふくらませて工夫できるかがポイントです。良い作品が分からないのにイメージはできません。美術館や工作展などで、ステキな作品をたくさん見ることが重要です。イメージする力がついていきます。
③技能
絵や工作など、描いたり作ったりするのに必要な技術が身についているかがポイントです。丁寧に作品を仕上げていくようにすると、技術力も上がっていきます。工作の本などで、興味があるものを作ってみるのもいいですね。
④鑑賞
作品の良さに気づけるかがポイントです。作品のどこの、どのような部分が、どのようにいいのか言葉で説明できるようになると成績は上がっていくでしょう。

【体育】

①意欲関心
体育の授業に意欲的に取り組んでいるかがポイントです。楽しく活動している姿や、積極的に運動や友達と関わる姿は好印象です。運動の種類で好き嫌いせずに楽しむようにすれば、上がっていきます。
②工夫
どのように練習したり、工夫したりすれば、技や運動ができるようになるのか考えているのかがポイントです。ただ運動するのではなく、どうすればもっと上達しそうか、どんな練習をしていけばいいのかを考えて練習していけばいいです。
③技能
運動に必要な技や技術が身についているかがポイントです。体育の中では一番成績が上がりにくいかもしれません。「25m泳げるか」「逆上がりができるか」といった、「~できる」というところも大切になるからです。自分なりに努力することが大切だと思います。
④保健・知識
運動のルールや安全の知識、健康な生活について理解しているかがポイントです。高学年になると、保健の授業があります。よく教科書を読んで、しっかりと理解していくようにするといいと思います。

まだまだ教科のポイントはあると思います。通知表の成績は、各教科を4~5のポイントに分けてつけられています。

成績を上げたいと考えているところがあれば、そこに的をしぼった勉強や努力も必要です。音楽の④鑑賞などは、いくら楽器の練習をがんばっても上がりそうにありませんよね。

新学期のお子さんの「勉強の目標」づくりのお役に立てるとうれしいです。

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