「子供が勉強したことをなかなか覚えない。」
「どうすれば覚えるの?」
勉強したことを覚えてくれないと、親としては心配になってしまいます。
今回は、勉強を忘れてしまう場合の対処法についてまとめます。
勉強を忘れてしまうときの対処法
小学生の子供が勉強したことを忘れて困ってしまう場合、対処法はいくつか考えられます。
・語呂(ごろ)合わせで覚える
・よく目につくところに貼っておく
・何度もノートに書く
・単語カードに書いて覚える
小学校でよく行われる指導が、「何度もノートに書いて練習する」です。特に漢字の読み書きは多いですよね。
この方法で覚える子はいいのですが、あまり宿題等で出されると、覚えることが嫌になっていくこともあります。
大切なのは、子供が勉強したことを覚えるということですので、いくつか試してみて、お子さんに合った方法で覚えるようにするといいです。
親として知っておいてほしいことは、子供が忘れるのは当たり前ということです。
忘れるのは当たり前 振り返りで定着していく
エビングハウスの忘却曲線というものがあります。人は勉強したことの約70%を1日で忘れてしまうというものです。
例えば10のことを勉強したとします。次の日に覚えていることは、そのうちの3つということです。7つのことは忘れてしまいます。
もちろん、覚える内容や人によっても若干違ってきます。
ですが、言いたいことは『人は忘れる生き物』ということです。
では、忘れないようにするためには、どうすればいいのでしょうか?
忘れる前にもう一度勉強したことを振り返ります。
つまり、繰り返し復習していくのです。同じところを何度も勉強するっことによって、全部を覚えられるようになっていきます。
繰り返すのはつらい
同じところを繰り返し勉強することで、忘れにくくなります。
わかってはいますが、なかなかできません。大人も子供も。なぜか?
つらいからです。
結果がわかっているドラマを何度もみると、次第につまらなくなっていきますよね。最後は九通に。
簡単に繰り返せるように工夫が必要です。
簡単なまとめノートが便利
小学生の場合は、覚えていくことを1冊のノートにまとめていくのが便利です。このノートに、覚えたいことを簡単にまとめていきます。
書いただけでは覚えませんから、1日1回声に出して読むようにします。
1回で覚えられなくても、3回、5回と繰り返せば、少しずつ覚えられます。
①ノートを1冊準備する
②覚えたいことをノートに短くまとめる
③1日1回、覚えるまで声に出して読む
④覚えたら次のことを書く
簡単、すぐに読める、見れるノートが、子供が勉強したことを覚えるには便利です。