小学生でも指しゃぶり!止めさせるべきか?

指しゃぶりって、保育園くらいの子どもがするものだと思っていませんか?小学生でも指しゃぶりをするお子さんは、案外いるようです。うちの子は小学校3年生まで続きました。

親としては、人前で指しゃぶりをしている我が子を見ると、何だかはずかしいような気持ちになります。

でも、この指しゃぶり、強引に止めさせるべきでしょうか?今回は、小学生の子どもの指しゃぶりについて考えてみます。指しゃぶりでお悩みのところがあれば、少しでも参考になるとうれしいです。

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指しゃぶりはそのままに

まず、結論から言いますと、指しゃぶりは強引に止めさせるべきではないと思います。というか、強引に止めさせようとしても止めないと思います。無理に止めさせると、隠れて指しゃぶりするようになったり、親が見ていないところで指しゃぶりをするようになったりします。指しゃぶり以上のことを始めるかもしれません。

では、そのままにしておくのかというと、そうではありません。子どもには、ちゃんと指しゃぶりのことを伝えていきます。

その際、指しゃぶりをしてはいけないという言い方はしません。「指しゃぶりをしても大丈夫だよ、安心してね。」という言い方をしたほうがいいと思います。禁止するのではなく、大丈夫だと安心させるのです。

そして、この時には指しゃぶりしてもいいよと、指しゃぶりする場面を限定していきます。うちの場合は、家の中、寝る前、布団の中は、どれだけ指しゃぶりしてもいいよと話していました。そうすることで、人前で指しゃぶりをすることが無くなっていきました。

指しゃぶりをしてもいい場面は、自然と減っていきました。親が場面を少なくコントロールしていくのではなく、段々と子ども自身が指しゃぶりをしなくなっていきました。

まずは人前での指しゃぶりを何とかすればいいと思うので、指しゃぶりをしてもいい時間と場所を話し合って決めることをおすすめします。初めは上手くいかなくとも、2か月3か月と経つにつれて、決めたことを守れるようになっていきます。このステップができるようになると、時間はかかりますが、子どもは指しゃぶりから徐々に卒業していくと思います。

なぜ指しゃぶりをするの?

そもそも、何で指しゃぶりをするのでしょうか?

口寂しいから。不安だから。癖だから。
理由はそれぞれあると思います。

でも、実際に指しゃぶりをするのは、指しゃぶりをすると安心するからなのだと思います。うちの子は、寝る前に指をしゃぶり始めると、すぐに安心して眠っていました。親に叱られたときにも指しゃぶりは出ていました。それは、心の中が不安でいっぱいだったのでしょう。そして、指しゃぶりをすることで安心、つまり心を落ち着かせていたのだと思います。

うちの子の話が、全てのお子さんに当てはまることではないと思いますが、指しゃぶりには理由があるのだと思います。その原因を突き止めて、取り除くことも大切かもしれませんが、子どもが自分でクリアするまで、そっと見守るほうがいいのではないかと思います。

指しゃぶりがなつかしい

親として分かっておくべきは、指しゃぶりは一生続くものではないということです。特別な事情がある場合は別とは思いますが、それでも長くは続きません。

うちの子の場合、小学校3年生にもなって指しゃぶりを止めなかったので、とても心配していました。学校でも指しゃぶりしているんじゃないだろうか?友達にバカにされて笑われていないだろうか?いじめられるのでは?

でも、指しゃぶりを好きなだけやっていい時間をつくることで、その心配はなかったようです。まあ、数回は学校でも指しゃぶりしたでしょうけれども、特に問題はなかったようです。。

でも、次第に指しゃぶりをしなくなっていくわが子を見て、今度は少し寂しさを感じるようになりました。結構指しゃぶりの姿って、可愛いんですよね。勝手な親ですよね。

今は高校生になっていますが、指しゃぶりの話をしても、息子は覚えていません。親としては、子どもの指しゃぶりを懐かしく思います。

お子さんの指しゃぶりでお悩みのご家庭もあるかと思います。うちもその時点では深刻に考えていました。でも、心配は要りませんよ。「いつまで指しゃぶりするか、記録を残してやろう!」くらいの気持ちで見守ってあげると、指しゃぶりも結構楽しく見ていられますよ。

「ここでは指しゃぶりをしても大丈夫だよ」という場所はあったほうがいいと思います。そこはお子さんと話しをしておきましょう。

一つおまけです。指しゃぶりを卒業すると、当然その姿は見ることができなくなります。スマホやビデオで、こっそり動画を撮っておくことをおおすすめします。うちは「いつでも撮れるだろう」と、忘れていました。もうすでに撮れません。絶対に後で懐かしくなります。

 

 

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