文字や文章を読もうとしない!読めない?親が教えるべき読書の方法

「うちの子、なかなか本を読まないんです。」小学生の保護者からよく耳にする言葉です。うちもかつてそうでした。よく『読書は大切』と聞くのですが、どうやって本を読もうとしない子供に本を読ませるといいのか悩みました。今回は、少しでも本を読もうとする方法についてまとめました。いろんな方法があると思いますが、お子さんの読書のきっかけになれるとうれしいです。

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なぜ読書をしないのか?

「子供が進んで本を読むようになった。」
「図書室から借りた本の話をしてくれる。」
「この本の続きが読みたいと言う。」

これは親にとって聞いてみたい子供の言葉です。
でも、読書をしない子供は、こんな姿は見せてはくれません。

「休みの日は、朝からテレビやゲームばかり。」
「図書室から本は借りてくるけれども、読んでいる姿は見たことない。」
「読み聞かせしても、あまり興味を示さない。」

どうにか本に興味をもって欲しいのですが、なかなか読書に興味を示さないお子さんは多いです。めずらしく本を借りてきても図鑑ばかりとか。

子供が本を読まない原因は、実は本を読めないということも多いのです。それは、文を読む力がついていないからです。恥ずかしながら、わが家の場合はそうでした。本を読まない子ではなく、本を読めない子だったのです。言われてみれば当然、国語の成績は特に良くありませんでした。特に「読む」という部分が。

走ることが得意な子がいるように、文章を読むのが得意な子もいます。反対に、走ることが苦手な子がいるように、文章を読むことが苦手な子もいるのです。

文章を読むことが苦手な子供にとって、きっと読書はきついものでしかないのかもしれません。ですが、どうにか読む力はつけて欲しいというのが親の願いです。

そこで子供の読む力を高める方法を考えました。

一つは学習面での読む力アップの方法です。こちらで紹介しています。紹介した教材も結構売れています。
>>国語で読む力を高める方法

もう一つは、読書の仕方を変えて、本に触れる楽しさを子供が知る方法です。これを紹介していきます。それは親子読書をすることです。子供に「本を読みなさい」と言うのではなく、親が子供の前で読書を楽しむのです。親の姿を見て、子供は読書が楽しいものかもしれないと思うようになっていきます。一緒に読書の時間をつくるだけの簡単な方法です。

まずは親が読書について、いくつか知っておく必要があります。読書のメリット・デメリットです。ここを知った上で、親子読書をやってみましょう。

 

読書のメリット

読書のメリットはたくさんあります。読書の最大のメリットは、本から知識を得られることです。これは、子供にとって実にステキなメリットなのです。なんせ、これから一生、本を読むことで知識を得続けることができるのですから。これだけで、本を読む人と読まない人の知識の量が違ってくることが分かりますね。

読書のメリットは、他にもたくさんあります。思いつくだけ例に挙げます。

・困ったことが解決できる。
・言葉をたくさん知る。
・文章の理解力が高まる。
・精神的に落ち着いた生活ができる。
・想像力が豊かになる。
・賢くなる。

まだまだ出てきますが、とりあえずたくさん読書のメリットがあることは分かります。

読書のデメリット

読書することでマイナスになることって何かあるのでしょうか?あまり無いような気もしますが、考えられそうなデメリットをいくつか紹介します。

・目が疲れる。
・読書に時間を奪われる。
・本を買うにはお金がかかる。

わたしの個人的な考えですが、どれも読書のメリットに比べると、たいしたことではありません。本は買わなくても借りればいいですし。目は疲れないように休憩することもできます。テレビ、ゲームの方がもっと目にはよくありません。

親子で読書!一番早く読書の習慣が身につく方法

最も早く、子どもに読書の習慣を身につけさせる方法は親子読書です。

正確には、子どもに親が読書を楽しんでいる姿を見せること、もしくは親子で読書を楽しむことです。これは効果が高いです。子供もしっかりと本を読むようになります。

子どもが本を読まないご家庭は、残念ながら親が本を読まない家庭だと言われています。もしくは親が忙しすぎて、今は読書をしていない家庭なのかもしれません。家に本はあっても、読んでいないのです。特に子どもに本を読んでいる姿を日常的に見せていないのです。たしかに一理あると思います。

うちもそうでした。夫婦ともに本は好きで、よく買いに行ったりしていました。でも、実際に読むのは子供が寝静まった後でした。子供の前では読書をしていませんでした。子どもにとって、「本は買うものだ!」という認識はできても、「本は読むものだ!」という認識はなかったのだと思います。今振り返ると。

そこに気づいてから、子どもの前で本を読むようになりました。自分の好きな小説を読みました。忙しい夕方の時間ではありますが、夕食・入浴後の20~30分間を読書の時間と自分の中で決めました。家族で本を読む時間をつくり、できる限り続けました。

本を読んでいると、やはり夢中になって集中して読んでしまいます。テレビも消しておくと、自然と子どもたちも好きな本を読み始めるようになりました。最初はゲームばっかりでしたけどね。

子どもは親の背中を見て育つと言われますが、まさにその通りだと思いました。読書をさせたいのであれば、まずは自分が読書を楽しむことですよね。それが一番の子どもに読書をさせる方法だと思います。

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