小学生のタブレット学習!国語の読解力をつける方法

小学生や中学生の子供たちの勉強の仕方が変わりました。

学校ではタブレットを使った勉強が多くなり、自宅でも授業が受けられるようになりました。つまりオンライン授業です。

いずれは教科書も全部タブレットになってしまうと思われます。重い教科書を持ち運びする必要がなくなり、子供のランドセルも少し軽くなるかもしれませんね。

子供に勉強用のタブレットが配られたことで、親として一番に考えることはこれ。

 子供も勉強しやすくなったのでは?

 子供の学力が前よりもアップする期待が高まります。

 ですが、勉強道具が進化しても、小学生が勉強する内容は、実は昔とまったく変わりません。

 「かけ算九九」、「気持ちを読み取る」、「自分の考えた答えを書く」など、自分が子供だった頃の内容とほぼ同じです。

 スマホの影響で読書をする子供は減ってきています。その結果、読む力は年々下がってきているように子供たちに勉強を教えていると感じます。

 勉強がしやすく便利になると、今後差がつくのは「読み・書き・計算」を学校以外でどれくらい練習しているかにかです。

 今回は、タブレット学習やオンライン学習で、国語の読解力を効率的につけていく勉強方法についてまとめました。もちろん、家庭でできるものです。 

 

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なぜ国語の読解力なのか

読解力が重要なのは、すべての教科で読解力が必要だからです。

算数や理科社会などの他の教科の勉強は、日本語で勉強します。つまり国語です。

日本語がわかっていなのであれば、算数や理科、社会の説明もわかりません。

ですから国語が一番重要なのです。

 

小学校の時間割で、一番多く勉強する教科が何か知っていますか?

答えは国語です。 

小学校の時間割は、文部科学省によって決められています。

小学1年生で次の通りです。

教科1年間に勉強する授業時間
国語306
算数136
生活102
音楽68
図工68
体育102
道徳34
特別活動34

 

圧倒的に国語の勉強が多いことがわかると思います。他の2~6年生でも、やはり国語が多いです。

 学校で勉強する時間が一番多い教科、つまり国語が最も重要な教科といえます。

 もし、お子さんに国語の力が不足している場合、こんな様子が見られ始めるでしょう。

・国語のテストで100点を取ることはあまりない。
・算数の文章問題が苦手。
・理科や社会で、問題をよく読んでいないミスがある。
・家で読書はしない。
・図書室から本をかりてこない。
・スマホやタブレットを使う時間は多い。

 原因の一つは、間違いなく読解力不足です。

 国語の力を家でつけていく勉強方法を紹介します。

大切にしてほしいことは、「読む」「書く」です。

 

 タブレット学習でできる「読む力」を育てる勉強

読む力は、簡単に身についていくことはありません。

特にお子さんの学年が上がるにつれて、時間がかかり難しくなっていきます。

 どうすれば読む力が身についてくるのでしょうか?

読む力を育てる勉強方法は、毎日文を読む練習をすることです。

小学生の子供におすすめなのは、1日1つの読み取り学習です。

 昔の小学校に比べて、現在の小学校では、読み取りの時間はビックリするくらい減っています。

「この文から、どんな気持ちがわかりますか?」

昔はよく先生から聞かれていましたよね。

長~い文章になると、「またか…」と正直面倒だと感じていました。

 今は「読む」「話す」「聞く」「書く」など、バランスよく勉強していくスタイルになっているので、この読み取りだけ練習しているわけではありません。

 ですから、文章から読み取る練習が不足しがちです。

 11つの読み取り問題を勉強させると、「この1つが終われば遊べる!」と、子供もやる気が出ます。

1枚1枚切り取れるプリントを使ってもよいのですが、タブレット学習がおすすめです。

理由は、何度でも同じ問題に挑戦できるからです。

方法は簡単です。

タブレットで使える国語の問題集を購入します。

講習したタブレット用問題集を、1日1ページ進めていくのです。

【タブレット学習のポイント】
・1日1ページ、無理はしない
・タブレットで問題を開き、ノートに答えを書く
・〇つけと、解き直しまでセット
・一学年下の問題集からはじめる

タブレット学習に使える市販の国語の問題集は、現在少ないです。

おすすめの問題集はこちらです。


 

もう少しレベルアップを期待するなら、タブレット専用の通信教育もおすすめです。

 タブレット学習のおすすめは次の二つです。

 可能であれば、スタートは1学年下の問題集から始めてください。

小学校4年生の子であれば、小学3年生用の問題集からです。

理由は、簡単に読めるからです。その方が長く続きます。

 

「1日1つのと見取り問題を解く」この練習を毎日1回続けていけば、30日後には30回、60日後には60回の練習をすることになります。

 1年続けば360回です!!

読んで答えを書くというトレーニングにより、書く力も育てることができます。

 単純ですが、一番確実で効果のある勉強方法です。

110分間の読むトレーニングから始めてみましょう。

 

  

「計算力」を育てる勉強

計算力を育てる方法はシンプルで、毎日計算練習をすることです。

5分から10分など短時間でもいいので、毎日計算練習を続けることで、計算力は必ずついていきます。

おすすめは、学校で使っている計算ドリル等の教材を使うことです。新しく購入する必要はありません。

 

学校用のタブレットであれば、計算練習用のアプリが入れてあると思いますので、アプリで練習するのもいいでしょう。ですが、きちんと練習できているのか親が確認しにくくなるので、ノートに練習するほうがいいです。

 

【おすすめの計算練習】
115分間の計算練習をするとします。
①百マス計算(5分)
②ドリルを使った計算練習(10分)

 〇つけ、やり直しまで含めた時間です。

 お子さんが現在の学年の計算ができない場合は、前の学年の計算ドリルを書店で購入します。

小学4年生のわり算ができないのであれば、小学2年生のドリルから始めるのがおすすめです。

小学2年生のドリルでは、かけ算練習がたっぷりとできます。

 

 まとめ

小学生の勉強の基本は、「読む」「書く」「計算する」です。

ここができていないと、いろいろな勉強が入ってきません。

 

読む・書く・計算する力は、毎日少しずつ練習することで、確実についていきます。

簡単な問題から始めて、短時間で終わるようにすれば子供も嫌がりません。

 

練習する時間と場所を決めて、親は毎日見守りましょう。

最初は大変ですが、慣れてくれば自分だけで進めることができるようになります。

それまで親子でがんばってください。

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