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日商簿記3級に独学で満点合格!おすすめテキストと勉強方法&時間!

日商簿記3級で独学で合格するおすすめの勉強方法を紹介します。初心者ですが、満点で合格しました。大切なのは本やテキスト選び、自分に合った勉強方法と勉強時間を決めることです。なるべく短期で合格するためのコツをまとめました。参考にしていただけるとうれしいです。

合格までの全てを1ページにまとめたので長いですが、最後まで読んでいただくと日商簿記3級の資格を取るまでのイメージがもてると思います。目次を使って必要な所だけ読まれても構いません。

 

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日商簿記3級に独学で合格!なんと満点でした♪

日商簿記3級に独学でチャレンジしました。自分で起業した際の会計事務や確定申告など、今後に役立ちそうだったからです。

資格を取りたいと考えて、日商簿記3級に決めたのが5月でした。11月の試験に向けて勉強を始めたのが5月の末です。詳しくはこちらでまとめています。

約6か月という長期間ではありましたが、40歳も軽く過ぎましたので、のんびり勉強することが自分に合っていると思い、11月受験に決めました。

実際はぐーたら勉強してしまい、週に2時間程度の勉強でした。そんなわたしですが、うれしいことに日商簿記3級に合格することができました。しかも100点満点でした♪とてもうれしいです。

 

初めての資格!簿記って何?レベルからスタート!

何かの資格を取るということ自体が初めての経験だったのですが、特に簿記については全く知識もなく、「簿記って何?」というレベルからのスタートでした。

恐らく簿記3級にチャレンジする方は、同じように「簿記って何?」レベルからのスタートの方が多いのではないかと思います。

勉強を始める前に考えたことは、通信教育を受けるか、スクールに通うか、自分で勉強するかということでした。簿記3級については、大手の通信講座から格安の教材まで様々あります。

わたしは時間的な制約を受けることが嫌なのと、なるべくお金はかけたくないと思い、自分で勉強して資格を取る、つまり独学を選びました。

 

日商簿記3級の独学に必要なもの!

独学に必要なもの、それは何よりも「合格するまで続けるという決意!」だと断言できます。せっかく勉強を始めるのだから、途中で投げ出したり、失敗してあきらめるのはもったいないことです。

少しでも勉強したのなら、それは無駄にはなりません。次の勉強に生きるはずです。是非、合格するまで続けるという決意をもって勉強を続けてほしいと思います。

日商簿記3級は、年に3回の試験があり、誰でも受験できる資格試験です。1度2度落ちても、2年間で6回も受験可能です。合格点数は70点です。チャンスはたっぷりとあります。あきらめないで勉強を続けましょう。あきらめない気持ちが資格を取るのに一番重要です。

 

おすすめテキスト本と問題集!使いやすい電卓!

日商簿記3級を独学で学ぶなら、勉強するための道具が必要です。これは必ず必要ですので、購入することをおすすめします。

【簿記の勉強に必要なもの】
・テキスト本(教科書のようなもの)
・問題集  (理解できたか試すもの)
・電卓   (試験でも使います)
・ノート  (計算や答えを書きます)

中古はおすすめしません。その年の教科書、問題集がいいです。その年の試験対策が書かれていますから。

わたしが実際に使ってみて良かったと感じたテキスト本、問題集、電卓を紹介します。

まずは、簿記を勉強するときの教科書になるテキストです。簿記の基本が書かれています。テキスト選びで気をつけたいことがあります。

「絵や図が多くて分かりやすい」
「初めてでも分かりやすい」
「説明が分かりやすい」

とにかく分かりやすいということです。ぴったりだったのが『みんなが欲しかった簿記の教科書』(滝澤ななみ著 TAC出版)です。

まさにわたしにとっての教科書でした。本の最初の方に、簿記の勉強の仕方全体の流れが紹介してあり分かりやすかったです。

練習問題で間違えたときに、どこを見ればいいのかもすぐに分かり、調べやすい教科書でした。これ1冊でしっかり基本の勉強ができます。

やや分厚いように感じますが、読んでみるとスラスラ読めてページが進みます。

 

次に問題集です。問題集も、同じシリーズを選びました。『みんなが欲しかった簿記の問題集』(滝澤ななみ著 TAC出版)です。

これを選ぶと、問題のところに「教科書の何ページで勉強しました!」というところが載せてあります。間違えた場合、教科書のどこを読み直せばいいのか分かるのです。かなり便利でした。

問題集の最後に、3回分の予想問題がついています。わたしの場合、この3回分の予想問題がとても役立ちました。実際の試験と同じような問題だからです。

家では実際の試験時間と同じ2時間をかけて予想問題を解きました。結果は、70点、66点、76点でした。合格点が70点なので、1回落ちていますね。他もギリギリ!

大切なのはこの後です。間違えた問題を解説を読みながら解き直して、さらにもう一度チャレンジします。そして自力で間違わずにできるようにするのです。これをやることで、実力がグンとつきます。

 

最後に電卓です。どんな電卓でもいいのですが、せっかく資格を取るのだから、少しいい電卓を買おうと思いました。試験後も使うので元はとれるはずです。

わたしが選んだ電卓は、キャノンのHS-1220TUGです。

 

実際の店舗では高額でしたが、ネットで注文すると1500円前後で購入できました。とにかく大きいです。ですからキーを打ちやすい!00や千、万キーがついていて、計算しやすいです。

実際に手に取った写真がこちら。

簿記の教科書と比べてもこの通り。あまり変わらない大きさです。でも、この大きさが使いやすさになります。

 

ノートは近所の100均でルーズリーフタイプのものを1冊購入して使いました。横に罫線の入ったノートなら何でもいいと思います。

実はこれ以外にも一つ必要なものがあります。それは簿記のマンガです。しかし、こちらは購入しなくても図書館で借りることができますので、お近くの公立図書館で借りてください。

出版が2009年ですが、読んでみると「簿記って何?」のイメージがわきます。

 

一気に全部をそろえなくても大丈夫です。

マンガ → 教科書・電卓 → 問題集 の順でそろえていきましょう。繰り返しますが、マンガは購入しなくても、近くの図書館から借りればOKです。

満点をとった勉強方法とコツ!

日商簿記3級の勉強法は、実際の勉強の様子を約10回にわたって連載してきた「ぼきプロ」にて詳しく紹介していますが、単純で簡単です。

【日商簿記3級の勉強計画】
①簿記ってどんなものなのか、マンガで全体を勉強する。

教科書でしっかりと勉強する。  

問題集を解きながら勉強したことを確認する。

④予想問題・過去問で実力を試す。

⑤忘れないように問題にチャレンジする。

試験を受ける!(2月・6月・11月)

合格するまで続ける!

基本を覚えて、できるようになるまで繰り返し練習していくことです。わたしは、②③④を2回繰り返しました。順番は②②③③④④です。そうすると、1回目で分からなかったことも2回目で分かるようになりました。

どんな勉強でもできるようになると楽しいものです。特に簿記は数字を扱います。数学のように答えは一つです。自分の回答が正解だった場合はテンションも上がります。

それでは勉強方法を詳しく説明していきます。

 

独学の勉強方法はイメージから!

勉強を始める前にすべきことが、合格までの道筋をイメージすることです。特にはじめて資格にチャレンジする人や始めて簿記を学ぶ人には重要です。

いつ日商簿記3級を受験するのか?そのための勉強をいつから始めるのか?1日どれくらい勉強すればいいのか?

合格までのイメージを具体的にしてくれるのが勉強計画です。

合格までの勉強計画を立てる!

最初に受験する日を2月、6月、11月から決めましょう。簿記初心者の方の独学なら、3か月はあった方がいいです。1か月で合格する方もいます。しかし、かなり効率よく勉強する必要があります。

受験日を決めたら、1日の勉強時間と場所を決めます。

わたしの場合は、勉強時間は朝の30分、場所はリビングで勉強しました。勉強する時間と場所を決めておかないと、適当でダラダラした勉強になってしまいます。途中で挫折しやすいです。

 

次に、いつぐらいにどんな勉強をするのか、大まかな目安を決定します。

例えば6月に受験するとします。勉強を始めるのが3月です。すると計画はこうなります。

①マンガで全体的なイメージをつかむ(3月前半)
②教科書で勉強する(3月後半~4月前半)
③問題集を解く(4月後半~5月前半)
④予想問題・過去問をする(5月後半)
⑤間違えた問題を復習(試験日まで)

ゆとりのある計画を立てることが大切です。早めに進めることができるなら、どんどん計画よりも先に進めましょう。1日に1時間くらい勉強できれば(週5時間)、②③④は2回繰り返すっことができます。

大まかな計画を立てたら、紙に書いて部屋の目立つところに貼っておきます。そして実行しましょう。

 

第1段階はマンガでイメージをつかむ!

マンガで簿記の勉強をする意味は、簿記とはどのようなもので、どんなときに使われているのかイメージすることです。いきなりテキスト(教科書)で学び始める前に、マンガで簿記について知ることが、今後の勉強を進めやすくします。

漫画はイラスト中心のため、理解しやすいです。文字だけの場合と違ってスラスラ読めるし、無理なく勉強することができます。毎日少しずつでも読むようにしましょう。

簿記の解説をしているマンガは数種類あります。図書館にあると思いますので、自分が読みやすいものを選ぶといいと思います。

近くの図書館にない場合は、市や県の図書館を利用してみましょう。大きめの図書館には置いてあると思います。

目標は10日間以内で読んでしまうことです。意味がよく分からないところがあってもそのままにしておいてOKです。やがて教科書で勉強していけば分かるようになります。

まずはマンガを読んで、「簿記ってこんなものなんだ」というイメージをつかみましょう。

 

第2段階はテキストで基本を学ぶ!

いよいよ本格的な勉強のスタートです。「みんなが欲しかった簿記の教科書」は、手にしてみるとかなり分厚いです。ちょっとビビります。

しかし、勉強を始めると分かるのですが、文章での説明と、イラストでのまとめでワンセットになっています。一つの説明を、文字とイラストで2回解説してあるのです。ですから意外とスラスラ読めます。ページがどんどん進みますよ。

一度マンガを読んでいるので、簿記についてイメージができています。それでも初めて簿記を勉強する場合は、初めて見かける言葉ばかりです。

あせらず言葉に慣れながら、じっくり読み進めるようにしましょう。わたしの場合は、「なぜ?」と疑問を感じるよりも、「こんなものなのだ」と自分に言い聞かせながら読むようにしていました。

それでも「仕訳」については、「何で仕訳って必要なのだろう?」「仕訳は面倒だな」という思いがありました。慣れれば、最初は仕訳から始めるものだと考えるようになりました。

勉強には慣れも必要だと思います。習うより慣れろです。不慣れな言葉も、何度も見て、何度も使っていれば自然と慣れてきますよ。

12章で構成してあるので、1日1章のペースで勉強していけば15日くらいで1回目が終わります。やや時間がかかる章もあるので15日間です。2回目は10日間くらいで勉強できると思います。目標は、30日間で教科書を2回勉強することです。

 

第3段階は問題集で解く力をつける!

問題を解く練習には、問題集を使います。「みんなが欲しかった簿記の問題集」です。こちらも分厚い本ですが、実は後半半分は解説なので、実質半分が問題集です。

日商簿記3級の試験は、大問5つが出題されます。その大問ごとに練習問題が準備してあります。教科書よりも少し難しいですので、最初は戸惑いますが、すぐに慣れます。仕訳が重要ということに気がつくからです。

答えはできるだけノートに書きます。別冊で解答用紙がついていますので、そちらを利用してもいいです。ただし、その場合は、2回目挑戦するときにはTACのサイトから印刷する必要があります。こちらです。

自分が間違えた問題の番号には丸印をつけておきます。後でどこを間違えたか分かるようにするためです。

目標は、30日間で問題集を2回解きます。ここまでで、合計約70日間です。残り20日間くらいですね。

 

第4段階は予想問題、過去問で試験に慣れる!

ここが一番力がつくところです。ですが、実際の試験と同じように問題を解くので、勉強時間が増えます。実際の試験は2時間です。

わたしは過去問は時間不足でできませんでしたが、より確実に合格を目指す場合は過去問があったほうが断然いいです。

まずは簿記の問題集についている予想問題に3回分挑戦します。実際の試験をイメージしながら時間を決めて問題を解いてください。

終わったら答え合わせをします。間違えたところは必ずやり直してください。

問題を解く順番は、1→2→4→3→5です。3と5は時間がかかるからです。最初に比較的時間がかからない124を仕上げるようにします。

特に第3問は時間がかかります。試算表を完成させるような問題が出るからです。試験では、計算用にA4用紙を1枚配られます。第3問は、その用紙に仕訳を書いていきます。そしてT字フォームを書きます。面倒ですが、基本通りに丁寧にやればできる問題ですのでがんばってください。

日商簿記3級の試験は、70点が合格ラインです。自分の実力をチェックしましょう。この段階で70点を3つとも超えていたらすごいです。

できれば2回、予想問題に挑戦しましょう。同じ問題ですので、2回目は合格ラインまでいけるはずです。

 

予想問題が終われば、過去問に入ります。あせらず、1年分をじっくりと解くようにしてください。すでに問題の傾向が分かってきていると思います。

目標は、10日間から15日間です。予想問題と過去問をしっかりと解くようにしましょう。自分の実力がついてきているのを実感できる時期だと思います。

 

第5段階は復習!間違ったところをもう一回!

いよいよ最終段階です。そして試験直前でもあります。これまでの問題で間違えたところに印をつけていると思います。その丸印がついている問題を、完璧にできるようになるまで練習します。

本番の試験問題は、過去問や予想問題と同じような問題が多いです。自分がこれまでに間違えた問題は、試験でも同じように間違えます。ですから、この問題が出た場合は、このように解くというレベルまで問題に慣れておきます。

2回、3回とやり直すと、問題ごと覚えてしまいます。それでOKです。

わたしは自分が間違えるたびに、問題の番号に丸印をつけるようにしていました。間違えることが多かった番号には3~4の丸印がついています。一度できても、時間を空ければまた間違えてしまうんですよね。繰り返し練習するしかありません。

目標は、5日間~10日間ですが、試験前日まで続けましょう。

 

日商簿記3級の試験の実際!

試験日の前日の過ごし方、当日の試験会場の雰囲気を紹介いたします。当然、お住まいの地域によって若干違ってきますのでご了承ください。

試験内容

日商簿記3級の試験内容を説明します。試験時間は2時間です。問題は大問で5つ出題されます。

第1問は、基本的な仕分けの問題です。5問出題されます。必ず1つは難問が入っているような気がします。落ち着いて考えれば大丈夫ですので、丁寧に解くようにしましょう。【20点】

第2問は、帳簿の記入や勘定を記入していく問題です。仕訳後にどのように帳簿に記入していくのか練習問題で確認しておきましょう。【10点】

第3問は、試算表や財務諸表を作成する問題です。一番時間がかかるところだと思います。わたしは、慣れないうちは1時間以上かかっていました。そして間違えている。計算用紙に仕訳を書き、T字フォームを書き、それから試算表を完成させていくようにするのがベストです。慣れれば30~40分でできるようになります。【30点】

第4問は、伝票や決算、勘定記入の問題が出題されます。わたしは一番苦手でした。特に支払家賃、前払い家賃等の勘定記入の問題です。何度もやり直しました。自分が苦手な所は徹底的に復習しておくことをおすすめします。当日は、まさに苦手なところが出ました。【10点】

第5問は、精算表や財務諸表を作成する問題です。練習問題と同じようなパターンの問題が出題されますので、しっかり練習しておけば高得点です。【30点】

紹介した「みんなが欲しかった簿記の問題集」の問題よりも若干難しめの問題が出ると考えておくとよいと思います。ですから予想問題や過去問で練習することが重要です。

実際は同じレベルの問題なのかもしれませんが、種類の違う問題が入り交じっているので難しく感じます。

 

前日の過ごし方

試験前日は、何歳になっても緊張するものです。早めに寝るようにしたほうがいいです。

そんなことを言いながら、わたしはなかなか眠れず、夜中にも数回目を覚ましました。

前日は、試験当日の行動をイメージしておきます。何時に家を出て、何時に会場に着く。待ち時間にはノートを見て復習しておく。試験終了後はバスで帰宅するなどです。

必ずやっておくことが、携行品の準備です。受験票、身分証明書(免許書等)、筆記用具、電卓、復習用のノートなど。忘れ物が無いようにしましょう。

試験会場付近は、当日は交通渋滞が予想されます。少し早めに着くくらいがちょうどいいです。時間に余裕をもって家を出るようにしましょう。

 

試験当日!会場の雰囲気は?

わたしは年齢が40代なので、試験なんて久しぶりでした。試験会場がどのような雰囲気なのか、かなり気になりました。

日商簿記3級は、誰でも受験可能な試験ですので、高校生くらいの若い人からわたしのような中高年まで、様々な年代の方が受験していました。

会場の入り口付近には、若い女子高生がたくさんいました。友達と待ち合わせているようでした。「この中に混じって受験するの?父親レベルの年齢だよ!」と不安になりました。

試験会場はいくつかの教室に分かれています。自分が受験する会場を探すのに手間取りましたが、わたしが受験した会場は社会人の受験者の会場でした。学生さんとは会場を分けてあるようでした。

自分と同じような年代の方が多くいらっしゃるので、何も心配する必要はありませんでした。安心して試験を受けることができました。

 

試験開始!深呼吸して落ち着いてから解く!

わたしは試験開始40分前に会場に入りました。自分の席を探して荷物を置き、トイレを済ませて復習用のノート(問題を解いたノート)をながめていました。

試験開始まで時間を持て余しますので、何か復習できるノートのようなものを持っていくといいですよ。

 

試験開始の時刻になると、試験官が問題用紙と計算用紙を配られます。受験番号、氏名などを記入した後、いよいよ試験開始です。

わたしは第1問目が一番難しかったです。仕訳の問題だったのですが、初めて見るタイプの問題でした。少し焦りましたが、深呼吸をしてから再度問題文を読みました。

試験開始直後は、かなり緊張しています。深呼吸をして落ち着いてから問題を解くようにすることをおすすめします。

試験終了!忘れ物に注意!合格発表を待つ!

試験時間は2時間です。途中で退席もOKなのですが、最後まで見直しをすることをおすすめします。

わたしの会場では、試験開始30分ほどで退席する方もいらっしゃいました。とても最後まで解いたとは考えられません。もしかしたら、問題用紙を持ち帰るのが目的かもしれませんね。

試験終了後は、忘れ物がないようにして帰ります。試験問題は持ち帰れます。家に帰って自分で答え合わせをしてみてもいいですね。わたしはしませんでした。

試験が終わった後の解放感は格別でした。何だか学生の頃、定期テスト後の解放感と似ていました。なつかしいですね。

後は合格発表を待つだけです。これから受験をお考えのみなさま!幸運を祈ります!

 

日商簿記3級の合格発表!

11月受験の場合、合格発表は12月です。試験後約20日間後くらいに合格発表がありました。受験のときの受験票に自分の番号が記載されています。受験票は試験が終わっても必ずとっておきましょう。

合格発表はネットが早い!

合格発表は、はっきり言ってネットで確認した方が早いです。合格発表の当日に、受験した都道府県の商工会議所のホームページで発表されます。

自分の受験番号があるか探します。自分の字受験番号があれば合格です。日商簿記3級の合格率は約30%程度とのことですので、残念ながら合格できない方が多いということになります。

合格率は試験によって違います。各回の合格率は、いろいろなサイトで紹介してありますので、気になる方は調べてみてください。

ネットで申し込んでいる場合、自分の得点も確認することができます。ネットでの申し込みの際に決めたパスワードが必要になります。

わたしはネットでの申し込みでしたので、合格発表もネットで行われました。自分の得点も教えてくれます。ネットでの申し込みが、合格発表も早く簡単に見れるので便利だと思いました。

 

合格証書は取りに行くか郵送で!

日商簿記3級に合格した場合、合格者証がもらえます。個人でネットから申し込んでいた場合、合格者証は直接商工会議所に取りに行くか、郵送で送ってもらうか選ぶことができました。

郵送の場合は、別途送料がかかります。わたしは自分で商工会議所まで取りにいきました。商工会議所の受付で、自分の受験票を渡すともらえます。

受付の方が、「おめでとうございます!」と声をかけてくださいました。とてもうれしい瞬間ですね。時間の都合がつく方は、ぜひ直接取りに行くことをおすすめします。

おすすめする勉強プラン

日商簿記3級を取得するための勉強プランを紹介します。

日商簿記3級の試験は年に3回開催されます。2月・6月・11月です。

自分がどこで受験するか考えて、それにあわせて計画を立てるようにしましょう。

 

短期コースと長期コース

日商簿記3級を取得するための勉強コースは大きく2つです。

短期間でみっちり勉強するか、長期間でじっくり勉強するかです。わたしは初学者でしたので、長期コースで勉強しました。

簿記の勉強は初めてという場合は、時間にゆとりがある長期コースでの勉強をおすすめします。

 

短期コース!日商簿記3級に1か月で合格するためには!

短期コースと聞くと、1週間程度の勉強で合格を目指す勉強のように感じますが、簿記が初めての人にはハードルが高すぎます。

短期コースといっても1か月は勉強が必要だと思います。ですから、受験までの期間を1か月間(30日)として計画します。

 

【1日の勉強時間】
最低でも1日に1時間~2時間は必要です。おすすめは1日2時間です。休日は少し勉強時間を増やしましょう。
【勉強プラン】
①マンガで全体的なイメージをつかむ(3日間)
②教科書で勉強する(7日間)
③問題集を解く(7日間)
④予想問題・過去問をする(7日間)
⑤間違えた問題を復習(試験日まで)

特に②の教科書での勉強が重要です。ここが基礎となりますので、理解できるまで読み込む必要があります。

特に仕訳がポイントです。面倒がらずに仕訳を書きながら勉強を進めましょう。

長期コース!3か月以上かけてゆっくりと合格する!

長期コースは3か月間で勉強して受験するということを想定しています。

90日間あれば、じっくりとマイペースで勉強できますので、気分的に楽です。

【1日の勉強時間】
1日の勉強時間は、30分~1時間は必要です。おすすめは1日1時間の勉強です。計画に遅れが出たら長くし、調節しましょう。
【勉強プラン】
①マンガで全体的なイメージをつかむ(7日間)
②教科書で勉強する(21日間)
③問題集を解く(21日間)
④予想問題・過去問をする(21日間月後半)
⑤間違えた問題を復習(試験日まで)

②③④の勉強の流れが重要ですので、それぞれ2回ずつ取り組むようにしましょう。1回の勉強では十分理解できていないところがあります。

練習問題や過去問で間違えたところは、必ずやり直すようにしましょう。わたしは間違えてばかりいたところが試験に出ました。

 

まとめ

日商簿記3級は、初めてでも独学で合格できます。はじめに簿記とは何なのかイメージをつかみ、基本を学びます。次に練習問題を解きながら、さらに学んだ基本を身につけていきます。最後に予想問題や過去問で試験に出される問題に慣れます。

試験では5問出題されます。問題を解く順番は、12435です。予想問題や過去問と同じような問題が出されますので、あわてずに落ち着いて解いていけば、必ず最後まで解けます。

もし不合格なら、次回もう一度チャレンジすればいいだけです。落ち込むかもしれませんが、気を取り直して練習問題から再チャレンジしましょう。コツコツ練習すれば、これまでの積み重ねがある分、次はきっと得点も上がります。

これから日商簿記3級の受験をお考えの方!がんばってください!お読みいただいたことが、少しでもお役に立てたらうれしく思います。

 

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