小学校や中学校で時々行われているミニテスト。うちの子も、ときどき持ち帰ってきます。まあ、良かったり悪かったり、時々によって違います。
ですが、このミニテスト。実は子供の勉強への自信をつけるのには一番効果的なものだと思うんです。
もし、いつも漢字のミニテストで30点の子供が、80点取れたらどうでしょう。きっと、その子は大喜びで家族に80点取れたことを報告するでしょう。
そして、その報告を聞いた家族は、間違いなく褒めると思います。
すると子供の頭の中で、「自分が頑張っていい点数が取れたこと」と「家族から褒められたこと」がつながります。
これで勉強したことに自信がつきます。
30点が50点に、50点が70点に、90点や100点になったら。
きっと「勉強は嫌い」にはならないはずです。
漢字ミニテストは点数を上げやすい
現在のほとんどの小学校で行われている「漢字ミニテスト」。実は点数が上げやすいチャンスのミニテストなんです。
それは3つの理由があります。
・問題が少ない。
・練習期間は2~3日で大丈夫。
漢字ミニテストの問題は、ほとんど決まっています。お子さんに学校から配られている漢字ドリルやスキルと呼ばれる教材の後ろに付いているからです。
つまり、次のミニテストの問題は配られている状態なのです。
しかも、問題数は、常に10問程度と少ないのです。
通常の単元テストの場合、よく裏面が漢字のテストがあります。この単元テストの場合は、どの漢字がテストに出るのか、予想しずらいです。
でも、漢字ミニテストは、すでに「書くべき漢字」が分かっているのです。
では、どうすればよいか?
答えは単純です。練習します。漢字を読む練習、書く練習をするのです。期間は2~3日で十分です。
ミニテストの期日が分かっている場合は、予定が立てやすいですね。いつミニテストがあるか分からない場合は、とにかく練習できるうちに練習しておきます。いつミニテストが行われても大丈夫なように。
では、その練習の仕方です。
漢字ミニテストの点数を上げる練習の仕方
まず、次に行われるミニテストの問題を探します。前回行われたミニテストが8⃣の場合は、次は9⃣ですね。
漢字の練習ノートに、まずはミニテストの問題になる漢字の読み仮名と送り仮名を下のように書きます。
横に10問分書くようにします。
次に答えになる漢字を書いていきます。
下に書けるだけ書きましょう。頭の中で「がしる」「はしる」・・・と言いながら書くと覚えやすいです。
1行書いてしまったら、次の行に移ります。同じ漢字をどんどん書いて練習しましょう。
上の画像では7つしか書いていませんが、10個書いて練習しましょう。
漢字の練習方法としては、意外とシンプルですね。でも、これが一番の漢字を覚える近道です。10個程度であれば、2~3日繰り返せば、きっと覚えます。
最後の親のチェックとやり直しがカギ
確実に漢字ミニテストの点数を上げるためには、家族の協力が必要です。
練習後、最後にノート等を使って覚えているかチェックして見ましょう。
ミニテストまえの模擬テストみたいな感じです。面倒かもしれませんが、「覚えたかどうか他人にチェックしてもらうこと」で、最も効果的に漢字を覚えることができます。
あとは漢字のミニテストが楽しみですね。
漢字以外のミニテストにも応用できますのでどうぞ!