新学期が始まると、いろいろな学校行事の連絡が届きます。ただでさえ忙しい時期ですが、親はもっと忙しくなりますね。その中で、毎年悩むのが家庭訪問です。小学校も中学校も必ずあります。特に頭を悩ませるのがお茶菓子です。家庭訪問でお茶菓子は必要なのか。小学校も中学校も同じように悩みます。
私の結論は、「お茶菓子は必要」です。なぜ必要なのか。どんなものを出すべきなのか。これから説明しますね。
あくまでも個人的な考えです。ご了承ください。
なぜ家庭訪問でお茶菓子が必要なのか
家庭訪問は、住んでいる地域によっても違いがあると思いますが、基本的に1年に1回です。それ以外でも、熱心な先生が突然家に来られる場合はあると思います。
学校からの家庭訪問についてのプリントには、「ご家庭でのお子さんの様子を知るため」等と目的が書かれています。そして、湯茶の用意は不要ですと書かれていたりもします。
しかし、私は必要だと思います。それは、先生が、わが家にとってお客様になるからです。
普段、お客様が来た時には、お茶を入れたり、簡単なお菓子等を出したりしますよね。それは我が家に来てくれた人へのおもてなしでもあり、客を迎えるマナーでもあります。
先生も、そういったお客様の一人なのです。しかも、年に1度きりの、わずか数分間のお客さんです。これはしっかりともてなすべきです。
たとえ準備していたものに手をつけずに帰られたとしても、がっかりすることはありません。それはお客様である先生の都合なのですから。
では、どんな準備でおもてなしするとよいのでしょうか。
どのタイミングで出すのか
茶菓子は準備するとして、どのタイミングで出すとよいのでしょうか。
それは一番最初です。
先生が席に座られた時点で準備しましょう。話の途中で出そうとすると、ちょっとタイミングが分からなくなってしまいます。
「授業中に、あまり話を聞いていないんですよ~。」など、気まずい話になったりする場合も考えられます。(うちでは実際ありました)
最悪の場合、出しそびれたということにもなりかねません。そうならないためにも、やはり一番最初に出す方がいいと思います。お茶等の飲み物も同時に出しましょう。
何を準備すればいいのか
茶菓子や飲み物は、次のことを考えて準備します。
訪問時間が何分間なのか?
1日に何軒くらい家庭訪問されるのか?
男性なのか女性なのか?
私のお勧めは、お茶と袋入りのお菓子3つ程度です。
まずは飲み物ですが、お茶がベストです。コーヒーや紅茶は、好き嫌いがあります。お茶が無難と思います。暑い日であれば、当然冷たいお茶がいいでしょう。
お菓子は和洋何でもかまいません。近所のケーキ屋さん等で売っています。袋入りだと、食べられなかった場合は持ち帰ってもらうこともできます。別にお土産を準備したりもせずに済みますし、先生もあまり気をつかわれなくてよいかと思います。受け取られない場合は、家族でおいしくいただいています。
お菓子は近所のケーキ屋さんや和菓子屋さんで売っているものを出していました。でも、年に1度のことなので、ネットで探して珍しいお菓子にするのもいいかなと思っています。
先生との会話が途切れてシ~ンとなったとき、そのお菓子のことを話題にでき、間が持ちそうです。そして他の家と同じだったということにならないと思います。
先生によっては、家の中には入らず、玄関先で話して終わりと言う場合もあります。その場合は、玄関先に茶菓子セットを運んできましょう。
手を付けられない場合は、あまりしつこく勧めないほうがよいでしょう。軽く「先生どうぞ。」くらいでOKだと思います。
年に一度の家庭訪問です。お子さんのことで有意義なお話ができるといいですね。