小学生におすすめの漢字辞典【2019年度版】使いやすいもの3選

小学生の漢字辞典選びはたいへんです。書店で選ぼうとしても、どれも同じように見えてしまいます。ですが適当に選んでしまうと、お子さんが使わないものになってしまいます。小学生向けの漢字辞典は、「子供にとって使いやすいもの」を選びます。おすすめの漢字辞典を紹介します。

ここで分かること!
・おすすめの小学生向け漢字辞典
スポンサーリンク

小学生に漢字辞典は必要か?

小学生に漢字辞典は絶対に必要です。小学校の授業で使うからです。現在の小学校では、漢字辞典は4年生から使用します。ですから、4年生になるまでに購入しておくことをおすすめします。

学校でどんな勉強をするのかというと、漢字辞典の使い方を学びます。いろんな漢字を辞典で調べるようになることが目標です。ですから、スマホのアプリ等ではダメです。漢字は調べられても、漢字辞典の使い方の勉強にはならないからです。

小学校で勉強する漢字の数は、学習指導要領(文部科学省)によって決められています。全部で1006文字です。ちなみに中学校では1130文字となります。小学校中学校合わせて2136文字となります。

 

学年勉強する漢字の数
1年生80
2年生160
3年生200
4年生200
5年生185
6年生181

 

(参照:文部科学省HP

 

漢字辞典を購入する場合、学年別のものは必要ありません。小学校6年間に1冊で十分です。漢字辞典には、6年間で勉強する漢字が全て入っています。それどころか、中学校までで勉強する文字も楽々入っています。ですから、漢字辞典は1冊で中学校まで使えます。

電子辞典が便利に思えますが、小学生の場合は“紙”の漢字辞典を使います。電子辞典は、普通の本タイプの漢字辞典が使えるようになった後に利用するべきです。(でも必要ありません)

小学校の授業で使うのは何年生?使えるようになる?

小学校で漢字辞典の使い方を勉強するのは4年生です。3年生で国語辞典を勉強します。よく勘違いされるのですが、4年生で勉強しますが、「漢字辞典の仕組みと使い方」を勉強するだけです。

しかも授業が行われる時間は、約2時間程度です。2時間くらい勉強して漢字辞典が使えるようになるかというと、答えはノーだと思います。

学校によっては、使えるようになるまで練習してくれる熱心なところもあります。ですが多くの場合、漢字辞典は家庭で使い方を練習する必要があります。

ですから、できれば漢字辞典は早めに購入して、少しずつ使い方に慣れておくといいのです。

 

おすすめの漢字辞典【子供が使いやすいもの】

小学生向けの漢字辞典は、使いやすさを考えて選びます。人気の漢字辞典でも、お子さんが使えなかったのでは意味がありません。必ず「小学生用」のものを選んでください。長く使えるようにと大人用を選ぶと、子供には使いにくくて結局使わなかったということになってしまいます。高校や大学では電子辞書やスマホを使います。

では、おすすめの3つです。どれを選んでもOKです。小学生に使いやすい漢字辞典です。学校でも家庭でも使えます。

 

辞典小学新漢字辞典【光村】

 

【光村】は、教科書を作っている出版社です。しかも全国の多くの小学校で使われています。この光村の漢字辞典は、光村の教科書で使い方が説明されているのです。

教科書とピッタリと合った漢字辞典なので、学校の授業のときに一番使いやすい漢字辞典となります。(お子さんの国語の教科書が光村の場合です。)

やや年代が古いのですが心配はいりません。新しい漢字が開発されたりしていませんから、数年前のもので十分なのです。

教科書に合わせた使いやすさを考えるなら、この光村の漢字辞典がおすすめです。国語辞典もあります。

 

例解小学漢字辞典【三省堂】

 

子供にとっての「分かりやすさ」「使いやすさ」を考えて作られた漢字辞典です。軽い漢字辞典としても有名です。漢字の勉強で重要な「筆順」もバッチリです。

最大の特徴は、ことわざや四字熟語など、漢字に関係があるものや学校の授業で役立つことがたっぷりと入っていることです。しかも、収録されている文字の数は3,200文字と最大レベルです。中学生まで十分使うことができます。

 

新レインボー小学漢字辞典【学研】

 

かわいい表紙が特徴の漢字辞典です。女の子の場合は特におすすめです。大手メーカー学研の漢字辞典なので、使いやすさ、分かりやすさ共に最高です。

最大の特徴は、全ページオールカラーというところです。たくさんのイラストや写真が、全部カラーで分かりやすいです。見ていて楽しい漢字辞典となります。

特に小学生の場合は、文字だけが長々と書かれている漢字辞典は使おうとしません。イラストでの説明は、一番分かりやすい方法なのです。

全ての漢字にふり仮名を付けてあるので、1年生から6年生まで十分に使うことができます。

 

アプリやオンラインの漢字辞典の方がいい?

漢字辞典にはアプリやオンラインの漢字辞典も多くあります。非常に便利で、調べたいときにすぐ調べることができます。

小学生も、今のうちから慣れておいたほうがいいような気がします。しかし、最初に申し上げた通り、小学校では「漢字辞典の使い方」を勉強します。ただ漢字を調べるということではないのです。

ですから、まずは本タイプの漢字辞典を使えるようになり、その後アプリやオンラインを使う方がいいと思います。

 

全国の学力テストでも、漢字辞典の使い方はよく出ます。辞典の使い方を知るということは、大切な勉強の一つなのです。

 

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました