小学校でトイレに行けない子のための3つの対策

1日の小学校生活の中で、ほぼ必ず行くであろう場所がトイレです。でも、この小学校のトイレ、行くのが苦手なお子さんもいると思います。

理由はいろいろあると思いますが、トイレに行けないと、困るのは本人です。

誰かに頼めばいいのでしょうが、周りの子には知られたくないもの。

今回は、トイレに行けないお子さんが、どうにかしてトイレに行く方法を考えます。小学校でトイレに行きたがらなくて困っているところの参考になるとうれしいです。

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トイレに行けない理由

子どもがトイレに行きたがらない場合、その理由は様々です。恥ずかしいなどの精神的なものから、身体的な理由なども考えられます。

うちの子は、トイレに何かいると言っていました。ちょっと怖がりだったのかもしれません。
この場合は、誰かと一緒の方がいいケースですね。

深刻な場合は、病院で診察を受けた方がいいと思います。場合によっては、カウンセリング等も必要になるかもしれません。

ケースバイケースとは思いますが、今回は、恥ずかしい等の精神的な理由からトイレに行きたがらないお子さんをイメージしながら話を進めていきます。

トイレに行く方法1 人があまり来ないトイレを利用する

小学校の中にはたくさんのトイレがあります。まず教室がある校舎の各階には必ず男女一つずつあると思います。職員室付近には、職員用トイレがあるはずです。運動場やプール付近にも外用のトイレがあると思います。体育館や体育館付近にもあるかもしれません。

このように小学校には、結構多くのトイレがあるのです。その中には、必ず大勢の子どもたちが利用するトイレと、ほとんど人が使っていないトイレがあります。

誰かが居るとトイレで用をたせないお子さんは、その「ほとんど人が使っていないトイレ」を使うようにするといいと思います。

運動場のトイレや体育館付近のトイレは、比較的使う子は少ないと思います。ここならば、誰かを気にする必要もなく、トイレを使うことができると思います。

トイレに行く方法2 人が行かない時間に行く

小学校のトイレには、誰かがいつも使っているわけではありません。一番多く使われるのは休み時間でしょう。

あまり使われていない時間もあるはずです。その時間にトイレに行くようにすれば、誰にも気をつかうことなくトイレを利用することができるはずです。

例えば、次のような時間が考えられます。

・登校時間(早めに登校した場合)
・朝自習の時間
・休み時間終了間際
・体育服に着替える時間
・体育館等への移動時間
・給食の準備時間
・給食時間
・放課後

小学校によって、子どもの生活時間は変わってきます。

いつだったらトイレに行けそうか、お子さんと話し合ってみることをお勧めいたします。

トイレに行く方法3 先生に許可を取って授業中に行く

これが一番安心な方法かもしれません。
授業中ですので、トイレには誰一人いないはずですから、気兼ねなくトイレを利用できます。

小学校の場合は、授業中ずっと席に座っている授業は多くはありません。途中でグループをつくったり、話し合ったり、プリント等を取りにいったり、席を動くことは頻繁にあると思います。(テストの時間は別ですが)

そんなタイミングだと、みんなに注目されることもなく、先生に「トイレに行きます。」と言いやすいと思います。

もちろん、事前に授業中にトイレに行くことがあるかもしれないということを連絡帳などで先生に伝えておくほうがいいと思います。

特に毎日のことになると、この連絡は重要です。

授業中にトイレに行くことは恥ずかしいことではないということを、家で話しておく必要はあると思います。

まとめ

子どもが自分で何とかできる範囲であれば、ここに述べた方法で対処できるかと思います。

しかし、明らかに何らかの手立てが必要な場合は、迷わず先生に相談するべきです。

特に小学校の場合は、先生が1日中子どもと一緒にいますので、様子を見ておくこともできれば、「今行っておいで。」等の声をかけることも可能だからです。

万が一、トイレに行けずに失敗した場合のことを考えて、替えの下着を教室のランドセル入れやランドセルに準備しておくのもいいかもしれません。

トイレに行くのを我慢することはできません。一日も早く、スムーズにトイレに行けるようになることを願っています。

 

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