小学生の子供は、塾に行く必要があるのでしょうか?
中学受験がある場合は、塾に行く必要があります。中学受験が無い場合は、塾に行ってもいいと思いますが、その前に身につけるべきことがあります。
中学受験には塾が必要!自宅で受験対策は難しい!
先にお伝えしておきます。中学受験がある場合は、塾に通う必要があります。通信教育ではありません。塾に通うのです。
その理由は、受験対策です。私立の中学受験は、目指す中学校ごとに対策が必要になります。どんな問題が出て、どれくらいの点数が必要なのか。合格する確率はどれくらいか。とても自宅で情報を集められるレベルではありません。通信教育では、各中学校ごとの受験情報まで教えてくれるところは、多くありません。やはり塾です。
中学受験用の塾に行く必要があります。できるだけ大手の塾の方が、合格へのノウハウや情報を多く持っています。個人経営の塾よりも、受験情報が多く手に入る大手塾がおすすめです。
論文や面接など、その中学校独自の試験方法がある場合も多いです。6年生になってからではなく、早めに塾に通わせましょう。
中学受験が無い場合の塾は?
中学受験が無い場合は、塾に行く必要はありません。もちろん、塾に行ってもいいと思います。しかし、塾に行く前に、身につけるべきことがあります。
それは、「家で勉強する習慣を身につける」ということです。
どれだけ学校や塾でがんばっても、家で勉強する習慣がなければ、学力はついていきません。家で勉強しないから塾に通わせるのであれば、2回学校に行くのと同じことです。家で自分で復習しなければ、力はついていいません。
家でじっくりと考えて、勉強したことを復習して自分のものにしなければ、学力は身についていきません。小学校の授業でぼんやりと聞いていて分からないことは、やはり塾でもぼんやりと聞いていて分からないと思います。
「勉強する習慣」は、当然、家庭で勉強していきながら身につけていくものです。
小学生に必要な「勉強する習慣」
具体的にどんな習慣が身についていればいいのでしょうか?
・予習、復習すること
・分からないところは、分かるようになること
3つとも当たり前のことです。でも、この当たり前のことができていないと、塾に行っても、あまり効果はない場合が多いです。
中学受験という目標があれば、ある意味必死に勉強してできるようになろうとします。でも、目標がないままに塾に行っても、「できるようになろう」という気持ちが弱いのです。
ですから、「分からないところは、分かるようになること、できるようになること」という心構えが一番大切な「勉強する習慣」です。
この3つの習慣が身についてから塾に行けば、しっかりと勉強して学力がついてくると思います。
まとめ
中学受験をお考えのところは、迷わず「受験対策をしてくれる塾」に行きましょう。学校の授業や通信教材では、受験対策までは行ってくれません。
中学受験がないお子さんは、まず、家で勉強する習慣を身につけましょう。毎日の予習復習と、分かるために勉強をするという習慣です。