大規模校と小規模校!選べるならどっちがいいの?

自分が通える学校を選べる状況なんてありえませんが、小学校で大規模校と小規模校、選べるならどちらがいいか考えてみました。

 

どこから大規模校・小規模校なのか?

小学校で小規模校と言えば、11学級以下の学校です。一つの学年が1クラスから2クラスの学校ですね。以前娘が通っていた学校は、1学年に1学級の小規模校でした。1クラスの人数は15名前後でした。

大規模校は、19学級以上の学校です。つまり、一つの学年に3~4クラス以上ある学校です。娘が現在通っている学校は、学年が4クラスまであるので、大規模校です。小規模校と大規模校の間に位置するのが中規模校です。

 

大規模校のメリット

大規模校のメリットは、子供が大勢いるので、人間関係が広がるところだと思います。もう少しお子さんの立場から見ますと、自分と気が合う友達を見つけやすい環境だと言えます。人数が多い分、いろいろなタイプの子供達が集まっています。元気のいい目立つお子さんから、おとなしい静かなお子さんまで、性格も十人十色です。

小学校生活で重要なのは、どんな友達と出会えるかだと思います。人数が多い分、小規模校よりも、自分と気が合う友達を見つけやすいはずです。

 

大規模校のデメリット

大規模校のデメリットは、人に紛れてしまうところです。学習、スポーツ等、上には上がいて、よほどのことがない限り目立ちません。そこはいいところでもあると思うのですが、一人一人の活躍は目立たない傾向にあると思います。

40人近いクラスもあります。勉強面では、先生の目も届きにくい場合もあります。最近は、支援の先生が入ったりしているので、学級も教員が複数体制のところが多いと思いますが、それでも手が行き届いていない状態です。いじめ等も気づかれにくく、発見が遅れる場合、誰も気づかない場合もあります。

 

小規模校のメリット

小規模校のメリットは、子供たち同士の結びつきが濃く、先生の目がよく行き届きやすいところです。遊び相手も限られてきますので、互いのことをよく知っている強い人間関係になる場合もあります。

水泳など、泳げない場合は、先生が付きっきりで教えてくれることが可能です。学芸会などでは、大規模校と比べると、一人一人の出番もセリフも多いです。

 

小規模校のデメリット

人数が少ないため、友達との関係がうまくいかない場合、逃げ場がないのが小規模校です。友達との関係づくりにおいては、経験不足になりがちです。クラスでの上下関係もはっきりしてしまいます。大勢の前で話す機会も少なく、いくつかの小学校から集まる中学校などでは、いきなり多くの人と過ごすことに驚き、少し引っ込み思案になる場合もあります。

体育でサッカー等をする場合は、常に7人対7人など、少人数で分かれてギリギリの状態なので、いつも同じようなメンバーになります。

まとめ

これまで述べてきたことは、あくまでもわたしの個人的な意見です。大規模校がいいか、小規模校がいいかは、家庭の事情とお子さんの性格によると思います。どちらの規模にしてもメリットとデメリットはあります。お子さんのどんなところを伸ばしたいのか。親同士でどんなおつき合いをしたいのか。もし、通う学校が選べるとすれば、その辺りを考慮して選択すべきだと思います。わたしは、人の中に埋もれていたい性格なので、大規模校に通っていた方が楽だと思っています。実際、子供の頃そうでした。

 

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