小学生で忘れ物が多いお子さん必見!連絡帳活用法!

忘れ物が多いお子さんは損をします。これは大人でもそうですよね。

「本人がしっかりしないと!」「子供自身の問題だから」などと、忘れ物が多いお子さんをそのままにしておくと、お子さんは「忘れるのが当たり前」または「わすれたけれど、別にいいや」というお子さんになってしまいます。

ADHD?発達障害?そんなことを考えていませんか。どんな理由でも、忘れ物をしない努力は必要です。

実は、忘れ物は本人の自覚が足りないからではないかもしれません。準備の仕方が分からないだけかもしれないのです。もし準備の仕方が分からないだけなのならば、準備の仕方を教えてあげた方が、何倍も教育的だと思いませんか?

 

忘れ物が多いお子さんをお持ちのところは必見です。忘れ物を減らす方法をお教えいたします。多少ご自分でアレンジしてお使いください。

 

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連絡帳を使うクセをつけると忘れ物は減る

忘れ物を減らす方法は、連絡帳を使うことです。連絡帳は毎日学校に持ち運びします。その連絡帳を、忘れ物をしないためのメモとして使うのです。先生との連絡をするのに使うのではありませんよ。

忘れ物が多いお子さんが忘れ物をする理由は、「何を準備すればいいか分からない。準備すること自体を忘れている」ということです。

「明日の学校の準備はできたの?」

親が聞いても、「大丈夫!」と返ってきます。そして忘れ物をしています。

つまり、本人は明日の学校の準備をしたつもりなのです。しかし、必要なものが抜けているのです。

この場合、一番有効な手段は、明日学校に持っていく物を、お子さんが確実にメモしておくということです。しかも学校で。

 

次の日に必要なものを連絡帳にメモしておく習慣(クセ)をつけることで、忘れ物は確実に減ります。

なぜ連絡帳なのか?

それは、親も先生も目を通す機会があるノートだからです。メモ帳を用意してもいいのですが、連絡帳を使うのが一番いいです。

では、実際にどのように連絡帳を使うのか、説明しますね。

 

連絡帳へのメモの書き方

連絡帳は、基本的に家庭と学校で連絡を取り合うときに使います。親が書いたものを先生が読み、先生が書いたものを親が読みます。

ですから、お子さんがメモを書く際には、次のことに気をつけます。

・丁寧な字で、分かりやすく書く。
・忘れ物をしないためのメモを書くということを分からせる。
・毎日親に見せる。(渡す。)

先生には、あらかじめ「忘れ物予防のためのメモを書きます。」と伝えておいても、伝えておかなくてもいいと思います。

子供が忘れ物をしないように努力してメモしていることを注意したりはしないはずです。

では、連絡帳へのメモの仕方ですが、次のことを学校で書いて帰ってくるようにします。下校前に書くようにさせるとよいでしょう。あまり忘れ物がひどい場合は、担任の先生に「メモするように声をかけてください。」とお願いしてもいいでしょう。

①日付を書く。
②宿題を書く。
③持ってくる物を書く。
④今日忘れた物を書く。

実際の連絡帳にはこう書きます。

 

「し・も・わ」と覚えさせましょう。

大切なのは、この後です。

お子さんがきちんとメモを取っているのか、親が確認します。これがないと、間違いなく上手くいきません。

連絡帳にメモしてない場合は、その場で思い出してメモさせましょう。

その後、宿題や準備が終わったら、連絡帳に〇印をつけてあげましょう。面倒に思うかもしれませんが、このひと手間が大切です。

こんな感じです。簡単な〇印でいいです。

 

メモしたことを親も確認しているという意識が子供に芽生えます。しばらく続けると、習慣化することができます。

 

連絡帳や配布物はケースに入れると必ず届く

連絡帳や学校からの配布物が、なかなか親に届かない場合もあります。

そんな場合は、連絡袋を使いましょう。1年生から6年生まで使います。

 

連絡袋には、連絡帳と学校からの配布物、家庭からの提出物を全部入れるようにします。そして、家に帰ったら、連絡袋を出すところを作っておきます。このようにレターケースを使うといいでしょう。

 

これで連絡帳忘れや学校からのプリント、配布物、家からの提出物忘れが減ります。

やり方を教えてあげて、後は根気よく続けることです。ルールをころころ変えてはいけません。お子さんは混乱してしまいます。

持っていく物は玄関に準備して寝る

最後に、宿題や持っていく物の準備ができたら、玄関まで運ばせましょう。もしくは子供部屋のドアのところでもいいと思います。

「あとは学校に行くだけ」の状態に、寝る前までにしておくのです。

続ければ、必ず忘れ物は減っていきます。そうすれば、お子さんも自信を持ちます。いい笑顔が見れると思います。

親も根気が必要ですが、何年も続けることではありません。ちょっとだけ頑張って続けてみてください。

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