将棋の藤井四段の話題で持ちきりです。将棋を始めるお子さんも多いとか。
藤井四段で話題になっているのが、幼少期に受けた「モンテッソーリ教育」です。モンテッソーリ教育とは、どんな教育なのでしょうか?
モンテッソーリ教育は、昔からある教育です。実はわたしもモンテッソーリ教育の幼稚園出身です。モンテッソーリ教育は、子供の自主性と集中力を育てます。
あらためてモンテッソーリ教育について調べてみました。
モンテッソーリ教育とは?
将棋の藤井四段も受けていた「モンテッソーリ教育」とは、イタリアのマリア・モンテッソーリによって考え出された教育方法です。
幼児教育が有名ですが、モンテッソーリ教育では、24歳を人間として完成する年齢としていますので、小学生から始めても遅すぎることはありません。
モンテッソーリ教育を分かりやすく説明すると、次のようになります。
自立して、有能、責任感のある、生涯学び続ける人間を育てる
わたしのイメージで申し訳ないのですが、自分が受けた印象はこんな感じです。
自分がやりたいと思ったことを!
自分で選んで!
好きなだけやる!
自分でやりたいという意思表示を大切にする教育で、子供の自主性を育てることができます。現在幼稚園で大人気ですね。
やりたいことは、先生が準備した教具から選ぶ
子供が「やりたいこと」とは、何でもいいというわけではなく、教育的に準備されたものから選びます。
特に決められたカリキュラム(勉強のメニュー)は無く、まさに子供がやりたくなったら、好きなだけやるというスタイルです。もちろん、実践されているところによって方法は違います。
あくまでも子供の自主性重視
モンテッソーリ教育では、教える人は、子供が夢中になれることを準備するのが仕事です。あくまでも準備であり、子供に無理にさせることではありません。
例えば、ブロックを準備して、子供が遊べるようにします。子供は、その準備されたブロックで遊びながら立体感覚を身につけていくというわけです。
同じように絵カードや文字カードを準備して、そのカードで子供が遊ぶことで、言語能力が育ってくるように仕組まれています。
わたしは、折り紙や数字を書くのが好きでした。数字を長い紙に好きなだけ続けて書く遊びです。長い紙が準備してあり、1から2、3、4・・・と、下にどんどん数字を書いて遊びました。1枚の紙の最後まで数字を書くと、先生がのりでつないでくれたので、とても長くなったことを覚えています。家に帰って母に見せたときに褒められました。未だに覚えているって、確かにすごいですよね。
この数字遊びを振り返ってみると、十進法が身につきましたし、小学校入学前には、かなりの位まで覚えていました。しかも、好きな遊びとしてやっているので、勉強したという気持ちよりも、たくさん遊んだという気持ちが強いです。
遊びの中で学ぶ!
これは、今後注目されていく教育方法だと思います。