小学校の先生への暑中お見舞い・残暑お見舞いの書き方・例文

小学校や中学校の先生に暑中お見舞いを出す場合、どのような文章を書けばいいのでしょうか?

それは、夏休み中で一番思い出に残っていることや2学期にがんばることを書くことです。夏休み中のお子さんの様子も伝わり、2学期のお子さんの目標も伝えることができます。

今回は、小学校の先生への暑中お見舞いの出し方、書く方法について紹介します。

 

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暑中お見舞いはハガキで出すこと!

小学生のお子さんが、先生に暑中お見舞いや残暑お見舞いを出す場合、必ずハガキに書いて送るようにします。間違ってもメール等で送るべきではありません。

手紙の書き方、出し方を学ぶ機会です。是非、実際の葉書を使って書くようにしましょう。

ハガキの表書きには、先生や学校の住所、先生の名前、自分の住所、自分の名前をしっかりと書いて送ります。

裏書には、後ほど紹介する例文を参考に、お子さん自身が手書きで書く方がいいです。場合によっては親が書いてもかまいません。

裏も表もパソコン印刷ということだけは止めておきましょう。

暑中お見舞いと残暑見舞いの違い!

「暑中お見舞い」と「残暑お見舞い」の違いは、出す時期の違いです。どちらか一つを出します。

暑中お見舞いは、梅雨明けから8月6日(立秋)までの期間に出します。

残暑お見舞いは、8月7日から8月31日までの期間に出します。

8月7日は立秋です。暦の上では秋になるのです。ですから、この日を境に、残暑見舞いに切り替えるというわけです。

しかし、小学生が先生に手紙を出す場合は、8月7日を過ぎても「暑中お見舞い」でも大丈夫です。夏休み中ですし、先生も暑中か残暑かという点では、こだわられないと思います。

何より、2学期が始まる前の暑い時期ですので、暑中お見舞いで十分気持ちは伝わると思います。

手紙を出すことが何よりも大切な気持ちの表れなのです。

しかし、なるべく早めに出した方がいいと思います。先生に届く前に2学期が始まっちゃったということもあり得ます。

 

先生の住所が分からない?どこに送ればいいの?

暑中お見舞いや残暑お見舞いをどこに送るかということなのですが、先生の家の住所が分かっている場合は、ご自宅に送ります。

先生の住所が分からない場合は、学校に送ります。学校の住所は、学校からの配布物やネットで調べると、すぐに分かります。

お子様の通われている学校のホームページ等で調べましょう。

 

暑中お見舞いの例文・記入例

暑中お見舞いの例文です。暑中お見舞いでは、夏休みのお子さんの様子や2学期にがんばることなどを書きます。

あまり形式にとらわれすぎずに、子供の表現で書くことをおすすめします。最初のあいさつと、最後の2学期もよろしくお願いしますを忘れずに書いておけば大丈夫です。

お子さんの学年によっては、少し文を短くしてあげてください。

「しょちゅうおみまい もうしあげます。
~~先生、お元気ですか。ぼくは、あついけれど、とっても元気です。毎日のようにプールに泳ぎに行っています。水にもぐるのが上手になりましたよ。2学期は、算数のべんきょうをがんばりたいです。よろしくお願いします。あついので、お体には気をつけてくださいね。
2022年8月3日  〇〇(お子さんの名前)より」
「暑中お見舞い 申し上げます
いつも勉強を教えていただき、ありがとうございます。社会で町の探検をしたことが、とても楽しかったです。2学期もがんばりますので、よろしくお願いします。暑い日が続いていますので、先生もお体に気をつけてくださいね。
○○(お子さんの名前)より」
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お出かけしたことなどを、先生に伝えたい場合はこちらです。

「暑中おみまい申し上げます
~~先生、暑い日が続いていますが、お元気ですか。
ぼくは、家族で水族館に行きました。イルカの親子がかわいくて、水しぶきをたくさんあびてしまいました。楽しかったです。2学期は、イルカや魚、生き物のことをもっと知りたいと思います。たくさん勉強を教えてください。よろしくお願いします。
2022年8月5日 〇〇(お子さんの名前)より」
「暑中お見舞い申し上げます
ぼくは家族で海に行きました。海ではじめてヤドカリを見ました。
本物のヤドカリは、ぼくが想像していたよりも小さかったです。
エサをあげたかったけれど、ヤドカリが何を食べるのかわかりませんでした。ヤドカリのことを知りたくなったので、自由研究はヤドカリ調べにしました。
夏休みが終わったら、先生に報告しますね。
それでは、毎日暑いですがお体に気を付けてお過ごしください。
4年2組 ○○」

あくまでも例文ですので、内容はご自由に書き換えてくださいね。

 

残暑見舞いの例文・記入例

残暑見舞いにする場合は、少し書き方が違います。でも、ほとんど内容は同じです。

夏休み中のお子さんの様子や2学期の目標が分かるように書くとよいでしょう。

「ざんしょおみまい もうしあげます
~~先生、毎日あついですが、お元気ですか。ぼくは一度おなかをこわしましたが、今は元気です。家族でプールに泳ぎに行ったことが一番たのしかったです。もうすぐ2学期がはじまります。ぼくは2学期はたくさん本を読みたいです。どうぞよろしくお願いします。
2022年8月15日 〇〇(お子さんの名前)より」
「残暑おみまい もうしあげます
~~先生、まだまだ暑い日が続いていますが、お元気ですか。わたしは家族でキャンプに行きました。夜の星空がとてもきれいで、初めて天の川を見ました。2学期もいろいろなことにチャレンジしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
2022年8月20日 〇〇(お子さんの名前)より」
「残暑お見舞い 申し上げます
先生お元気ですか。ぼくは元気です。夏休みには、家族でキャンプに出かけました。はじめてのテントでワクワクでした。夕ご飯のバーベキューがとってもおいしかったです。夜は星がたくさん見えました。天の川も見えましたよ。もうすぐ学校が始まるので、楽しみです。早く先生と友達に会いたいです。2学期もよろしくお願いします。
2022年8月22日 ○○(お子さんの名前)より」

 

 

大切なのは、お世話になっている小学校の先生に「暑中お見舞い」を出そうという気持ちです。文字の間違いや表現のおかしさは、あまり気にしなくてもいいです。子供らしくてかわいいと思います。

初めて書くお子さんには、例を親が紙に書いてあげるといいですね。

 

 

 

 

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