「どうせぼくなんか…」ハッピーノートで前向きなお子さんに!

「ぼくはできないから。」「どうせぼくなんか。」いろいろなことに消極的で、お子さんが前向きになれずにお悩みではありませんか?どうにかして自信をつけさせたいと考えるのは親として当然のことです。ネガティブなお子さんが、突然ポジティブに変わるものではないと思いますが、「毎日のよかったこと」探しを続けていけば、少しずつ前向きな気持ちが持てるようになっていきます。よろしければお試し下さい。

 

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ハッピーノートとは?

ここで言う『ハッピーノート』とは、よかったこと探しをして、書き留めていくノートのことです。実際にお子さんとやってみられる場合は、『〇〇ノート』など、違う名前に替えられていいと思います。もちろんハッピーノートのままでもかまいません。

小学生の年齢のお子さんは、心身ともに大きく成長する時期です。性格は人それぞれで、誰もが長所と短所を持ちます。大人でもそうですよね。でも、お子さんによっては、自分に自信が持てなかったり、自分のよさに気づけなかったりするお子さんも多いです。その場合の多くのお子さんが、自分を大切に思う気持ち(自己肯定感)が低いです。

「自分にもステキなところがある!」と考えるお子さんと、「ぼくは何やってもできない!」と考えるお子さん。親としては前向きな考え方を身につけてほしいですよね。

前向きな考え方は、毎日のちょっとした積み重ねで身につけていくことができます。それは「毎日ひとつ良かった探し」をするのです。1日の終わりに、その日の出来事の中から、一番よかったことや、うれしかったこと、いつもよりもできたことを探します。何でもいいのです。

苦手なニンジンを少し食べれた。
朝から自分で起きれた。
給食を残さずに食べれた。
算数でいい点とれた。
友達と仲良く遊べた。
字を丁寧に書けた。
家のお手伝いができた。
妹に優しくできた。

その日の1番を探します。見つけたら、ハッピーノートに書きます。1日1個のよかったこと、1年間続ければ、365個のよかったことが集まります。自分を前向きにとらえる言葉が、365個集まるのです。それはきっと、自分の自信になります。

 

ハッピーノートの使い方

ハッピーノートをつくります。どんなノートでもかまいません。市販のノートに『ハッピーノート』と書きましょう。これで完成です。

次に、お子さんに、ハッピーノートに書くこととルールを説明します。

【ハッピーノートに書くこと】
1日の中で、1番うれしかったことやよかったこと、できるようになったことを書きます。
【ルール】
・毎日、宿題が終わってから書きます。(書く時間を決める)
・その日のことを書く。
・嫌だったことは書かない。
・2つ以上書いてもよい。
・書いたら見せる。
・続けて同じことは書かない。

お子さんによって書くのに必要な時間は違いますが、5分もあれば書けると思います。お子さんの負担になるようなことはありません。

日記ではありませんので、横書きがいいです。箇条書きでもいいですし、〇や♡の形の中に書いてもいいです。お子さんが好きな方法で、楽しみながら書くようにするのが、続けるコツです。

 

ハッピーノートのポジティブ(前向き)効果

その日の終わりに書くことによって、1日の自分を振り返る機会になります。よかったこともあれば、よくなかったこともあるはずです。ノートに書かなくても、よくなかったことを思い出したら「次はこうしよう!」と、同じ失敗を繰り返さないように考えます。反省して、次の対策を考える機会になるのです。でも、反省は書かないようにしましょう。よかったことだけを書きます。

続けていると、「よかったこと」が目に見えて貯まっていきます。それはお子さんの長所であり、自信となります。時々、書いたことをお子さんが読み返すことで、さらにその効果は高まっていきます。

 

まとめ

ハッピーノートは、自分のよさに気づけない、前向きになれないお子さんに、自分のよさに気づかせ自信をつけさせていくノートです。名前は違っても、同じような取り組みをされている小中学校は全国にあります。

ハッピーノートには、その日のよかったことを一つ書くようにします。毎日の生活の中から、喜びや幸せを見つけていく練習です。続けていけば、お子さんの前向き度は少しずつ上昇していくことでしょう。

 

 

 

 

 

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