小学校の宿題が難しい!わからないで泣く場合の対処法

ほとんどの小学校で毎日宿題が出ています。先生が宿題を出してくれるのはありがたいことだと思いますが、すごい量の宿題だったり、とても難しいものだったり、時間がかかるものだったりすることもあります。

「わからないから教えて!」と聞ける子ならいいです。

「わからないから、もうしない!」と宿題をあきらめ、「したくない!!」とわからないので泣くことも、よくあることだと思います。

今回は、宿題が難しい場合の対処法、宿題がわからないで泣く場合の対処法についてまとめます。

 

スポンサーリンク

まず知ってほしい!「なぜ宿題はあるのか」ということ

宿題は、学力アップのためにあると思っていませんか?

わたしはそう思っていました。実は学校の先生もそう思っている人は多いと思います。
間違いではありませんが、それだけではありません。

宿題は、学力アップと学習の基礎となる3つの力をつけるためのものです。

3つの力とは、「集中力」「解決力」「自分をコントロールする力」です。実はこれ、お子さんの将来にもつながる重要な力です。

特に重要なのは「自分をコントロールする力」です。例えばこんな感じです。

「いつから宿題をはじめるのか」
「出された宿題を全部できるか」
「全部終わるまでできるか」

お子さんの様子から、思い当たることがあるのではないでしょうか?

学力アップも大切なことですが、基礎となる力をつけていくことも大切なのです。どちらかといえば、基礎となる力の方です。学力は学校でつけてくれますから。

宿題は、学力アップと学力の基礎となる力をつけるためにあります。

 

宿題が難しい場合の対処法

小学生の宿題が難しい場合、大きく2つの対処法が考えられます。

・親が教える
・先生に教えてもらう

まずは子供ができるところは、自力でするようにしましょう。ここは先ほど説明した基礎となる力をつけるために重要なことです。最初から親が口を出して宿題をさせてしまうことはよくありません。自分をコントロールする力をつけるために、子供自身から宿題に取り組ませましょう。

そして、難しいところを親が教えます。もちろん、わかる範囲でです。親がカンペキに理解しておく必要はありません。いっしょに教科書を見ながら答えを探していけばいいです。

それでも難しい・わからない場合は、宿題のレベルを超えています。宿題は学校で教えられた範囲で出されるべきですから。わかる範囲まででOKです。そして、連絡帳に次のように書きましょう。

「いつもお世話になっています。昨日の宿題ですが、○○(お子さんの名前)も時間をかけてじっくり考えていました。わからないところは親も教えようとがんばったのですが、□□□のところがわかりませんでした。○○がわかるところまでは自分で答えを書いています。すみませんが、□□□のところは時間があるときに教えていただけないでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。」

このように書いてあれば先生も悪い気はせず、空いた時間に教えてくれます。

親が教える時間がとれず、先生に教えてほしいときは、一定時間子供が考えた後で、連絡帳で上のように書けばOKです。時々全部終わらせてこないと怒る先生もいます。その場合は、文の最後に「全部終わらせることができなくてすみません。」と加えておきましょう。

 

毎回の場合は、わからないで泣くことにつながることも

宿題が難しいことが続いたり、毎回だったりすると、子供は宿題が嫌で泣いてしまうこともあります。子供は悪くないので、しからないでください。宿題の量とレベルが間違っていて、お子さんに合っていないだと思います。対処法としては、やはり2つです。

・親がいっしょにする
・わからないところは先生にきく

まずは「大丈夫よ」「いっしょに考えるからね」と安心させることが大切です。

また、子供が学校でしかられないように、先生に連絡しておくことも忘れないようにします。

「いつもお世話になっております。宿題を一人でがんばっていたのですが、「わからない」と泣き出してしまいました。親子でいっしょに考え、○○(お子さんの名前)が理解できているところまで進めました。残りの部分は先生から教えていただけるとありがたいです。どうぞよろしくお願いします。
もし、○○が理解に時間がかかるようであれば、レベルを少し下げていただけると助かります。お忙しいところ恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。」

かなり丁寧にお願いしています。これで話が進まなければ、直接お会いして相談してください。それでも変わらない場合は、教頭先生に相談してみましょう。学校全体のお子さんのことで相談にのってくれます。

なぜここまで申し上げているのかというと、宿題は「宿題は、学力アップと学習の基礎となる3つの力をつけるためのもの」だからです。子供の苦痛となるものではないはずです。

お子さんの学びになる宿題であってほしいです。適切な宿題で、学力アップと基礎の力を身につけてくれることでしょう。

 

タイトルとURLをコピーしました