図書館での学校史切り取り事件 図書館は子どもと過ごす憩いの場

全国で話題になっている「学校史の切り取り」。日本図書館協会の調べによると、27都道府県で被害が確認されているそうです。

そして被害にあっている図書館の数は67カ所。被害を受けた図書は356冊で、2484ページにものぼるとされています。

なんと全国規模です。自分の住んでいる地域の図書館も被害を受けていました。驚きでもあり、なんで?という気持ちです。

図書館では、ルールを守って利用して欲しいと呼びかけていく方針とのことです。

 

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学校史とは

学校史とは、小学校や中学校のこれまでの歴史を写真や文章でまとめたものです。一般に販売はされていないようなので、入手困難なものです。

正直、その存在すら知りませんでした。今回の事件の報道を見て、読んでみたいなと思った人は少なくないと思います。

わたしは、自分が小学校時代のことが載っている部分もあるのかなと興味を持ちました。

そういえば、以前閉校した学校の記念誌を知り合いから見せていただいたことがあります。

そこには、昔からの学校の移り変わりや卒業生の重合写真などが載せてありました。学校史もそのようなつくりのものかなと勝手にイメージしています。

でも、図書館によっては、すでに学校史を一般の利用者が入れない場所で保管するようにしたところもあるので、読めなくなっているところもあります。

これからチェックも厳しくなると思います。問題が起きているだけに、「何に使うのですか?」などと聞かれたりして・・・。

なんだか学校史を読みにくくなりそうな気がします。

 

図書館は子どもと過ごす憩いの場

わたしにとって、図書館は子どもと過ごす憩いの場です。

静かな雰囲気だし、落ち着いてゆっくりとした時間を過ごすことができます。

何より、本がたくさんあって、読み放題の場所なんです。しかも無料。書店での立ち読みとは違います。

本を読むためのスペースやテーブルまで用意されています。もちろん、みんなで使う場所ですが、ルールやマナーはありますが。

図書館に入ると、何だかワクワクします。「おもしろい本、あるかな?」期待してしまうからです。

静かな場所なので、ゆっくり落ち着いて本を選ぶことができます。

おしゃべり禁止、騒ぐの禁止の場所なんて、他にあまりないような気がします。

親子でゆっくると過ごせる空間、それが図書館です。

図書館での読書のススメ

わたしは子育て中のパパ、ママに読書をおすすめします。

親が読書をすると、自然と子どもも読書をするようになってきます。やっぱり子どもは、親の後ろ姿は見ていますね。

「字を読むって何だかめんどう。」
「本よりDVDなどの映像が分かりやすい。」
「本を読んでも、いいことないような気がする。」

実は読書を子どもにさせると、いいことがたくさんあるんです。

読書をすると、どんないいことがあるのでしょうか?

根気と集中力がつく

子どもに根気と集中力がついてきます。

これは勉強するときに大切な力です。大切な力なのですが、根気と集中力をつけるトレーニングは、ご家庭ではあまり意識して行われていません。

根気と集中力がないと、勉強やスポーツも長続きしません。すぐに止めてしまいます。才能は十分あるのに、もったいないことです。

「やればできるのに・・・」などと言われてしまいます。

読書は、この根気と集中力を自然と養ってくれます。文字を目で追いかけていくことが「読む」ということです。

本を読むには、ずっと文字を目で追いかけ続けていくことになります。ある意味単調な作業の繰り返しです。これで根気が育ちます。

また、読んだ内容を理解するためには、読んだことに集中しておかないといけません。ほかのことを考えながら読んでも、何のことだかさっぱり分からなくなってしまいます。これで集中力が育ちます。

ですから読書するとき、自然と集中しており、集中力が育つのです。

読解力がつき、知識が増える

読解力とは、文章を読んで理解する力です。この読解力は小学校、中学校すべての勉強の中心となる力です。

それは、小学校や中学校で勉強する教科には教科書があり、それを読んで勉強するからです。当たり前のことですが、教科書を読んで意味が分からないと、理解できません。

また、小学校中学校のテストもすべて文章で書かれています。問題を読む力がないと、問題に答えることはできません。

 

問題の意味が分からないと答える子どもは多いのです。

 

また、本を読むことで、自分が知らなかったことが分かるようになります。つまり知識が増えるということです。

もちろん、本以外で知識を増やす方法はあります。しかし、説明していたように、いろいろな力をつけながら知識も増やすことができるのは、読書が一番です。

 

想像力豊かになり、落ち着きのある子どもになる

読書を続けていくと、想像力が豊かになっていきます。

それは、読むことには写真や映像がないからです。文章を読んで「こんな姿かな?」とイメージするしかないのです。

そのことが自分の想像力を豊かにしてくれます。

また、読書をする間は、静かに本を読むようになります。読むことに集中しないと、内容が分からなくなるからです。

意味が分からない文章を読み続けることは、ただの苦痛です。ですから、読む以上は、読んだことが分かりたいと考えます。

結果、心が落ち着いてくるのです。全国の小中学校では、「朝読書」などの時間を設けて、落ち着きのある生活態度を育てている学校も多いです。

いいこと盛りだくさんの読書です。

休日は、ぜひ親子で近くの図書館に行ってみませんか?

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