小学校の春休みに親として気をつけるべきこと

春休みは、新しい学年に上がる前の準備期間となります。新しい学年、新しい教室、新しい先生や友達との出会い。子どもたちは期待に胸ふくらませながら迎える休みです。

期間は2週間前後と、夏休みに比べると短いのですが、暖かくなっていく気候のせいもあってか、一番気持ちも緩みがちな休みとも言われています。

ニュースや新聞などで様々な子どもの問題行動や事件の報道が多いのもこの時期です。子どもも親も暗い気持ちで新学期を迎えることがないように、春休みの過ごし方は考えた方がいいですね。

それでは、小学校の春休みに親として気を付けるべきことをまとめてみました。まずは、チェックシートからです。

春休みの安全な過ごし方チェックシート

1問1点の10点満点です。できていれば〇です。1点となります。

9~10点・・・春休みの過ごし方はバッチリでしょう。
7~ 8点・・・まあ大丈夫でしょう。大きな事故には気をつけましょう。
0~6点・・・もう一度子どもと安全な過ごし方について話し合いましょう。

いつどこにだれと遊びに行くか家族に伝えて出かけている。

②知らない大人の人に話しかけられたときの受け答えの練習をしている。

③家族以外の大人の人についていかない。

④いざというときには、大声で助けを求めて逃げることができる。

⑤外で一人では遊ばない。

⑥用もないのにコンビニ等のお店に出入りしない。

⑦大人が一緒にいないときには、水辺で遊ばない。

⑧自転車に乗るときには、ルールを守りヘルメットをかぶる。

⑨火遊び、エアーガンなど、危険な遊びをしない。

⑩友達とお金の貸し借りをしない。

 

いくつできていますか?

春休みの注意点

まず気を付けるべきは不審者です。春の陽気に誘われて、不審者が出没する可能性が考えられます。近寄ってくる大人がみんな悪人ではありませんが、自分で身を守る方法を理解しているのかということが重要です。

まず、所在をはっきりと親に伝え、誰と一緒なのか親も把握することです。何度も言って聞かせ、練習もしておいたほうがいいです。一人でうろうろさせるのは、避けたほうがいいですね。

続いてお店への出入りです。何の用事もないのにお店に出入りしていると、自分は関係なくても様々な事件に巻き込まれることもあります。持たせるのは必要最小限のお金のみ。(できればお金は持たせない)

暖かくなってくると、水辺の事故も増えてきます。実は小学生にとって、水辺での遊びは最も危険な遊びだと思います。魚とりや水遊びなど、とても楽しいのは分かるのですが、決して子どもだけで遊ばないようにしたほうがいいです。

学年が上がってくると、自転車に乗る子も出てきます。飛び出しや信号無視など、やってはいけないことは知っていますか?

意外と子どもは知りません。分かっていても、「みんなやっているから」と、ルールを守らないこともあるかもしれません。自転車のルールなど、分かっていないことは教えてあげましょう。

危険な遊びも社会勉強の一つかもしれませんが、とくに火遊びは危険です。というか火事になります。とんでもない事態にならないようにしっかりと押さえておきましょう。

火遊びをして、家が火事になってしまったなど、あってはならないことです。
火遊びはしないだろうと、勝手な思い込みはせずに、一度しっかりと火遊びの危険性について話しておいたほうがいいと思います。

最後にお金や物の貸し借りです。最初は善意から始まったとしても、後で必ずトラブルになります。お家の方で、お金の貸し借りは禁止にしておきましょう。おそらく小学校でも禁止になっていると思います。

 

特に低学年【1・2・3年生】は注意が必要

最も気をつけたいのは低学年のお子さんをおもちのご家庭です。高学年になると、休み中の注意点はある程度理解していますし、自分の身は自分で守るということも知っています。

でも、学校にようやく慣れてきたばかりの低学年は別です。まだ、自分で判断できないことがいっぱいです。

近所で何か話しかけられた場合どうするのか。挨拶はしてもいいけれど、道を聞かれたら分からないと答えるなど、具体的な話を何度も聞かせておく必要があります。

 

いくつか気をつけるポイントをまとめましたが、大切なことは、子どもを守るということです。

 

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