小学校の通知表には、教科の成績を◎○△または、よくできる・できる・がんばろう等でつけてあります。◎や○はどのようにして決まるのか?
以前、小学校からのプリントでお知らせしてあったので、通知表の付け方も含めて紹介します。お子さんの成績アップの参考になるかもしれません。
小学校(中学校)の通知表は絶対評価
現在、小学校や中学校で行われている成績の付け方(評価)は、絶対評価といわれています。絶対評価とは、点数で説明すると、100点中90点以上が◎、89~60が○、59点以下は△というように、基準が決まっている評価のことです。
以前は相対評価と呼ばれる評価だったようです。相対評価とは、点数が上の人から順に20%が◎、60%が○、20%が△というようにつけられる評価のことです。
テストで95点でも、100点の人が多ければ○になる可能性があります。
通知表の◎○△の基準は?
通知表の◎○△の基準はどれくらいなのでしょうか?
息子の学校からのプリントによると、次のようになっていました。
○・・・65~89点
△・・・64点以下
テストの点数(合計)と、毎日の授業の様子を合わせて100点満点で点数をつけるそうです。
つまり、テストの平均点が90点でも、毎日の授業の態度が良くなく70点と判断されれば、平均で80点になります。
そうすると、成績は○になりますね。テストでは◎でも、通知表の成績は○です。
しかし、あくまでも基準ということで、教科や先生によっても基準がやや違うようです。うちの子の場合、1学期の成績は厳しめのような。
学校によっても違うようです。
納得いかなければ説明してもらえる?
学校の授業参観後の懇親会では、通知表の成績に納得がいかない場合は、担任にお知らせくださいと言われました。
なぜその成績なのか説明をしてくださるそうです。でも、「うちの子は何で△なんですか?」と質問して、丁寧に説明されても嫌ですよね。話を聞いていないだとか、集中力がないだとか言われそうです。
でも、本当に成績に納得がいかない場合は、学校に相談してみるとよいかもしれませんね。
成績アップを望むなら!
お子さんの通知表の成績アップを望むなら、ズバリ勉強させることです。
当たり前のことですが、お子さんが勉強してテストの点数が上がれば、自然と通知表の成績も上がっていくことになります。
しかし、通知表はテストの点数だけでなく、日常の学習の様子も考えて成績をつけてあるので、学校での学習態度も重要です。
忘れ物をせず、進んで手を挙げ、ノートを丁寧に書くようにすれば、確実に成績アップにつながります。
家での勉強をがんばり、テストの点数を上げること。毎日の授業を真面目に受けること。この2つを頑張ることで通知表の成績は上がります。
おすすめは予習中心の勉強です。毎日の宿題の後、次の日の予習をするという勉強のスタイルです。昔から大切だと言われ続けていることですよね。
予習は、教科書を読むことが一番簡単で効果的です。次の日の部分だけなら、すぐに終わります。
予習中心の勉強方法については、こちらでまとめています。
>>小学生には宿題以外の勉強は必要?おすすめの家庭学習は?
家での勉強は、宿題だけを頑張っていても周りの子と同じレベルです。市販の問題集を使って勉強したり、塾や家庭教師、通信教育を利用して勉強するなど、宿題に加えて勉強することが必要です。
市販の教材を使った勉強はこちら
通信教育を使った勉強はこちら
お子さんの成績アップを本気で望むなら、親が本気になるしかありません。(子供ができないのであれば…)
教材を買って与えるだけでは、ほぼ無理です。親も一緒になって勉強したり、最低でも進み具合をチェックする等の努力が必要です。
親も子も頑張らないと、なかなか成績アップは達成できません。しかし、親も本気になれば、子供にも伝わります。お子さんの勉強の応援をぜひ頑張ってください。