冬休みの宿題で学力はつくのか?子供の学ぶ力を育てるには?

小学生も中学生も冬休みは楽しみにしています。何と言ってもクリスマスにお正月、子供にとって楽しいイベントだらけですから。冬休みの子供にとって一つだけ気がかりなことは「冬休みの宿題」です。

親としては宿題が出ていた方が子供が勉強するので安心です。しかし、冬休みの宿題で学力はついていくのでしょうか?

楽しい冬休みだからこそ、子供にしっかりと勉強もしてほしいと思います。特に冬休みは親子で過ごす時間が長いですから、くつろいでばかりの子供を見ていると「そういえば勉強しているの?」と不安になります。

 

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冬休みの宿題!よくあるドリルは勉強を思い出させるため!

冬休みの宿題として小学校でよく出されるのが「冬の○○ドリル」などの1冊の問題集です。夏休みのものよりも薄めで、数日で終わる量になっています。

実はこのようなドリルは、2学期に勉強したことを思い出させる、忘れないようにするためのものです。

学んだことの復習という点では、冬休みのドリルは学力がついていくといえます。しかし、3学期の準備という点では予習にはなりません。

3学期の準備、先取り学習をするためには宿題とは別に勉強をする必要があります。

後ほど紹介しますが、お子さんに3学期の準備をさせたいとお考えなら、「教科書を音読すること」がおすすめです。

 

冬休みの宿題!漢字や計算練習はしっかりと行えば実力アップ!

冬休みの宿題で子供が嫌がるのが、漢字の書き取りや計算練習です。わが家もそうでした。「1日1ページノートに漢字練習」などの宿題が出ていました。

ノートに書くということが面倒なのでしょうが、実は復習にはピッタリの勉強だと思います。漢字を覚える効果もあるのですが、コツコツ努力することを学んでいるのだと思うからです。続ければ最も勉強する習慣が身につきます。

3学期に向けた家庭での勉強は音読がおすすめ

3学期の勉強の準備をするのであれば、教科書の音読が一番のおすすめです。国語、算数、理科、社会の4教科の教科書で、3学期に勉強するところを読んでおくのです。

冬休み中に教科書を読んでおくだけで、3学期にどんな勉強をするのか子供自身が分かります。何の勉強をするのか心の準備ができるというわけです。

特別な教材を買う必要もありませんし、子供が嫌がる「ノートに書く」という作業もありません。家で一番簡単にできる3学期の予習です。

冬休みの宿題が早めに終わったら、お子さんに音読をさせてみてはいかがでしょうか。きっと、3学期の勉強がスムーズにスタートできると思います。

勉強がスムーズにスタートできると、子供はやる気が少し出てきます。このやる気が「自分で学ぶ力」に育っていきます。

 

お子さんが音読が苦手な場合、こちらの記事もお読みください。

 

 

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