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小学校・中学校の卒業文集に書く親のメッセージの書き方【文例】

お子さんの卒業前の時期になると、小学校や中学校、幼稚園や保育園からのメッセージの依頼が来ることがあります。

どんな内容を書けばいいのか悩むことも多いです。親からのメッセージの書き方・例文についてまとめました。

お子さんへの卒業メッセージを書く場合の参考にしていただけるとうれしいです。

 

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卒業文集とは?

小学生の場合、6年生の卒業の時期に書く文集のことです。卒業前に書くので、主に小学校での思い出や将来の夢、家族への感謝の気持ちを書きます。

卒業文集は一生に一度のものですので、どのご家庭でも大切に保管されている場合が多いです。お子さんが成人された後に見る機会もあるでしょう。

大人になって読んでみると、親からのメッセージは特に心に響きます。当時の親の気持ちを察する年齢に近づいてきているということなのでしょうね。

親からのメッセージとは

卒業文集に載せる、親から子供へのメッセージです。

子供は「思い出」や「感謝の気持ち」を書けばよいのですが、親は何を書けばいいのでしょうか。

親からのメッセージに書くことは、「卒業のお祝いの言葉」です。

お子さんが卒業するにあたって、今の気持ちを言葉として書けばOKです。

何を書こうか迷うと思いますが、心配いりません。簡単な書き方をまとめました。

卒業文集に書きたい内容【親】

親からのメッセージを書く場合に、3つのことで悩みます。

どれくらいの長さの文章にすればいいのか?
誰にあてて書けばいいのか?
どんなことを書けばいいのか?

結論から先にお伝えします。

文章の長さは、学校などから配られるプリントに書ける長さの文章です。書く欄の80%くらいが埋まるように書きます。通常3~5行程度、長いと8行程度になると思います。

書く相手と内容は、わが子へのお祝いの言葉です。自分の子供に向けて書くようにするとよいでしょう。

親からのメッセージの書き方

親が書くメッセージは、大きく2つのパターンに分けられます。

・自分の子供へのメッセージの場合
・子供が書いた思い出や将来の夢への返事を書く場合

圧倒的に自分の子供へのお祝いのメッセージが多いです。しかし、ときには子供が書いた作文を読んでからの返事の場合もあり、注意が必要です。

学校からお知らせでくる「メッセージ依頼の説明」に書いてあるはずですので、よく読みましょう。

何も説明がない場合は、自分のお子さんへのお祝いのメッセージを書くようにします。

それでは例文です。少しでも参考にできるような文章があればうれしいです。使えそうな部分を修正してお使いくださいませ。

お子さんにとってステキな『言葉のプレゼント』となることを願っています。

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親のメッセージ&お祝いコメントの例文

親からのメッセージとして最もシンプルなのは、お子さんが頑張ったことや苦労したことなど、小学校生活を代表するようなエピソードを添えてお祝いの言葉を贈るパターンです。

いくつか文例を紹介します。実際に書かれる場合は、お子さんに合わせて修正してくださいね。

書きはじめにお子さんの名前を入れておくと、誰に向けて書いたのか分かりやすいです。

自分の子供へのメッセージの場合

○○(お子さんの名前)卒業おめでとう!
いっしょに手をつないで校門をくぐった入学式が、つい昨日のようです。かけ算九九は、なかなか覚えられなくてお風呂で何度も練習したね。4年生では突然の高熱で入院し、家族みんなで心配しました。そんな○○も、6年生になった運動会では応援団長として大きな声で友達を応援していました。強くたくましく育ってくれてありがとう。
どんどん夢に向かって進む〇〇をこれからも応援しているよ。
卒業おめでとう!  □□より

家族の思い出を添えてのお祝いメッセージです。かけ算九九~応援団のところに、お子さんの成長の様子を入れます。

卒業おめでとう!
6年間で大きく成長した〇〇(お子さんの名前)は我が家の誇りです。
○○のいいところは、どんなことも真面目にがんばるところです。
これから中学生になりますね。勉強とスポーツ、忙しくなるけれど、自分のやりたいことを精一杯がんばってください。そして、自分と周りの人を大切にできる人になってください。
〇〇のことを家族みんなで応援しています。困ったときには相談してね。
□□より

好きな言葉をお子さんに贈る場合は、なぜその言葉を贈るのかが分かるように書きます。読むのは主にお子さんなので、お子さんが理解できる言葉で書きましょう。

○○(お子さんの名前)へ
小学校での6年間、楽しい思い出がたくさんできましたね。たくさんの思い出と、仲良く過ごした友達は、〇〇の一生の宝物です。中学校に進む〇〇に、大好きな言葉を送ります。
「継続は力なり」という言葉です。いろいろなことを始めるのは簡単だけれど、それをずっと続けていくことは難しいことです。でも、ずっと続けたからこそ自分の力になるものもあります。自分が決めたことを最後まで続けられる人になってください。応援しています。
□□より
○○(お子さんの名前)へ
卒業する○○に、トーマス・エジソンの言葉を送ります。
「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」
これまでたくさん努力してきた○○だから分かると思います。どんなときにも努力に勝るものはありません。あきらめないで、努力できる人になってください。
家族みんなで応援しています。
□□より

大好きな詩や歌詞の1フレーズを引用するのもいいですね。

○○(お子さんの名前)へ
卒業おめでとう!
小学校の6年間で、身も心も大きく成長してくれてありがとう。いつも厳しいことしか言っていませんが、〇〇のことを信じています。
小学校を卒業する○○に、大好きな相田みつをさんの詩の一節を送ります。
「わたしがこの世に生れてきたのは わたしでなければできない仕事が 何かひとつこの世にあるからなのだ。」
○○にしかできないことが必ずあります。〇〇は家族にとって、たった一人の大切な〇〇です。これからも自分と周りを大切にして、あなたにしかできないことを見つけてください。ずっと応援しています。
□□より
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中学校の場合は、当然3年間になります。

中学生の場合は、「~だったね。」等の呼びかけるような文章ではなく、通常のわかりやすい文章で書くほうがよいでしょう。

卒業おめでとう!
中学校の3年間、いろいろなことがありました。でも、一つ一つを自分の努力で乗り越えてきた○○は大きく成長した3年間だったと思います。
〇〇のこつこつと努力するところと、周りの友達を大切にするところは、とても素敵な長所です。この長所をこれからも大切にし、次のステージへ進んでください。
夢に向かって羽ばたく〇〇をずっと応援しています。
□□より
〇〇へ 卒業おめでとう!
中学校入学のときには、勉強についていけるのか、友達と上手くやっていけるのか心配しました。しかし、そんな心配も無用でした。明るく前向きな〇〇は、テスト前には猛勉強をしていました。夕食の時には、たくさんの友達の名前を楽しそうに話していました。
いよいよ次は高校です。自分の夢に向かって一歩進むときです。
自分に自信をもって、夢に向かって進んでください。努力が人をつくります。あきらめないで、努力できる人になってください。これまでも、これからもずっと応援しています。
□□より
夢に向かって
卒業おめでとう!体も心も大きく成長した3年間でした。上手くいかないことがあると、すごく悩んで落ち込むこともあったけれど、最後は自分で解決していく姿は心強く、大きな成長を感じていました。
将来は建築士になりたいという夢も見つかり、目標に向かって一歩一歩進んでいく○○を、家族みんなで応援しています。努力を忘れず、がんばってください。
□□より

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次は中学校の卒業文集の場合です。

中学校の卒業文集への例文

祝卒業!
中学校の3年間で心身ともに大きく成長したみなさん。中学校で学んだことは、将来の宝物です。学び方、進む道を教え示してくれた先生、困ったとき悩んだときにそばで励ましてくれた友達、いつも一緒にいてくれた家族、どれも大切で欠かすことのできないものです。一つ一つに感謝できる大人になってください。これから夢に向かって羽ばたくみなさんを応援しています。ご卒業おめでとうございます。
□□より

 

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卒業生全体(またはクラス)へのメッセージの場合

ご卒業おめでとうございます。
小学校での6年間、きっとたくさんの思い出ができたことでしょう。遠足や運動会、そして修学旅行。どれも楽しい思い出ですね。友達と過ごした6年間は、きっとみなさんの宝物です。その思い出を胸に、中学校でも夢に向かって努力を忘れず頑張ってください。
□□より

卒業生全体に親がメッセージを送る機会は、あまりないと思います。書く場合は、できるだけシンプルに短くまとめるほうがよいです。

さらに短くシンプルな形がこちらです。

卒業おめでとう!
6年間で心身ともに成長したみなさん。小学校で学んだことは、きっとこれからの力になります。中学校でも自分と周りを大切に頑張ってください。みんなの家族が応援団です。
□□より

 

子供が書いた思い出や将来の夢への返事を書く場合

【将来の夢が保育園の先生の場合】
○○(お子さんの名前)へ
○○の将来の夢は「保育園の先生」なんだね。
昔から憧れていたお仕事だったね。
優しくて思いやりがある〇〇なら、きっとステキな保育園の先生になれると思うよ。
家族みんなで〇〇の夢を応援しています。中学校でもがんばってね。
卒業おめでとう!      □□より

卒業文集は、かなり凝ったものも多いので、中には子供の書いた文章を読んでのメッセージの場合もあります。

その場合は、お子さんの書いた内容次第で、親が書くことも変わってきます。

お子さんが「親への感謝」を書いていた場合は、「子への感謝」を書いてもいいですね。例文として、お子さんが「お母さんありがとう」という内容だった場合のを紹介します。

【「お母さんありがとう」の場合】
〇〇(お子さんの名前)へ
お母さんへのたくさんのありがとう、とてもうれしかったです。
お母さんからも、○○へ、3つのありがとうを送ります。
何でも話してくれてありがとう。学校のこと、友達のこと、悩んだこと、ケンカしたこと、時にはつらいこともあったけれど、何でも話してくれる○○が大好きです。
大きく育ってくれてありがとう。生まれたときは、とてもちっちゃくて、無事に育つか心配でした。病気のときには、わたしも眠れませんでした。こんなに大きく立派に育ってくれてありがとう。
お母さんの子でいてくれてありがとう。親子でケンカすることもあるけれど、それは〇〇のことを心配するからです。〇〇がいてくれるから、お母さんもがんばれます。〇〇、生まれてきてくれてありがとう。
これまでも、これからも、ずっとずっと応援しています。卒業おめでとう。
□□より

 

中学生の場合はこちらです。

○○(お子さんの名前)へ
中学校卒業おめでとう。
小学生の頃から大好きだったサッカーに一生懸命だった中学校生活でしたね。試合前も試合後も、気を抜くことなく練習を続けた○○の姿が忘れられません。けがで試合に出れない日も続いたけれど、それを乗り越えられたのは、いつも続けた「努力」だと思います。
これから先のことは、まだ分からないけれども、努力は大事な〇〇の才能です。
どんなことにも自分からチャレンジしていく○○をこれからも家族で応援しています。
卒業ほんとうにおめでとう。
□□より

 

どんなメッセージを書くにしても、忘れてはいけないのが、「卒業おめでとう」「□□より」の2つです。誰からのメッセージか不明ということは避けたいですね。

書く内容に決まりはありませんので、お子さんの顔を思い浮かべて「一番に思いついたこと」を書くようにすると、あまり悩まないで済みます。

うれしい気持ちを伝えましょう!

これまでに紹介した例文を読んでも、何を書こうか迷われると思いますが、その時間も「卒業を前にした今」にしかできない悩みです。

あれこれお子さんの小学校6年間、中学校3年間を振り返り、思い出に浸りながら書かれることをおすすめします。

ステキな卒業文集になりますように。

 

最後に卒業メッセージにおすすめの名言や格言、四字熟語を紹介します。

おすすめの名言・格言・四字熟語

メッセージの中に名言や格言、四字熟語等を入れると、より気持ちが伝わる言葉のプレゼントとなります。

文章の最後に書くとよいでしょう。

好きな言葉や歌詞の一節など、何でもいいのです。「こんな大人になってね」「こんなことを大切にしてね」そんな気持ちが伝わるといいですね。

それでは、おすすめの名言・格言・四字熟語を紹介します。

『天才とは、1%のひらめきと99%の努力である』
発明家トーマスエジソンの残した有名な言葉です。
努力することが一番素晴らしいことなんだということを伝えるときにピッタリです。
『わたしがこの世に生れてきたのは わたしでなければできない仕事が 何かひとつこの世にあるからなのだ。』
相田みつをさんの言葉です。
あなたにしかできないことがある。それを見つけてがんばってねというメッセージが伝わってくる言葉です。
『前途洋々』(ぜんとようよう)
これから先、希望に満ちあふれているという意味です。
希望に満ちた門出にピッタリの言葉です。
「前途洋々!夢に向かってはばたけ!」といった使い方もできますね。
『一期一会』(いちごいちえ)
一生に一度の出会いを大切にしようという四字熟語です。
これからの人生で、多くの人との出会いを大切にしてねというメッセージを込めましょう。
『有言実行』(ゆうげんじっこう)
自分が言ったことは、必ず実行するという意味です。
自分の言葉に責任を持ち、言葉だけでなく行動で示せる人になってねというメッセージを込めることができます。
『為せば成る、為さねば成らぬ何事も、為さぬは人の為さぬなりけり』
江戸時代の大名である上杉鷹山(うえすぎようざん)の言葉です。
やろうと思えば何でもできる。できないのはできないと思っているからだという意味です。
努力と可能性を伝えるメッセージです。
『切磋琢磨』(せっさたくま)
中国の孔子によってまとめられた「詩経」にある言葉です。
互いにみがき合い、競い合って向上していくという意味です。
出会う仲間を大切にし、自分をみがいてねというメッセージが込められています。
「多くの友と出会い、切磋琢磨しながら夢に向かって進んでください」
『初志貫徹』(しょしかんてつ)
最初に決めた自分の目標に向かって、最後まで志を貫くこと。
小学生にわかるようにすると、「自分が決めたことを最後まで頑張りなさい!」というイメージになると思います。
小学校を卒業し、次は中学校へと進むわけですから、新たなことへの挑戦も出てくると思います。そんな頑張るお子さんにピッタリの言葉だと思います。

まだまだ多くの名言があります。

送りたい言葉があれば、ぜひ言葉のプレゼントとして送りましょう。

 

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