子どもから聞かれた「なぜ勉強しないといけないのか?」の答え方

息子が小学生の頃、聞いてきたことがあります。「なぜ勉強しないといけないの?」という言葉でした。誰でも一度は考えることです。特に勉強が嫌になったときや、テスト前になると考えてしまいます。

子どもから「なぜ勉強しないといけないのか?」と聞かれた場合、何と答えますか?
わたしは、一瞬言葉が出なくなりました。自分なりに分かっていても、子どもに分からせるように話すことが難しいと感じたからです。

今回は、小学生の子どもから、「なぜ勉強しないといけないのか?」と聞かれた場合の答え方について考えてみました。

お子さんに聞かれた場合の参考にしていただけるとうれしいです。

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勉強って何?

そもそも、勉強とは何なのでしょうか。勉強とは、知らないことを知ること。分からないことが分かることです。勉強で新しい知識を身につけていきます。

知ったことや分かったことを使って、様々な仕組みを解明したり説明できるようになります。「~だから~になる。」というように論理的に考えられるようになります。

新しい知識や論理的な思考力は、くらしをよくするために使われます。わやしたちの生活が便利になるのです。

つまり、勉強は、よりよいくらしを作るためにするものなのです。これが勉強をする理由の一つだとわたしは思います。

もっと自分のこととして考えた場合は、知識や論理的な思考力を身につけるため、つまり賢くなるために行うのだとも言えます。

誰だって、より賢くありたいとは心の中で思うものです。賢くなって、幸せな生活を送りたいという願いがあるはずです。そのために勉強するのだと、わたしは考えます。

勉強とは、賢くなって幸せな生活、よりよい生活、便利な生活を送るために必要な手段だといえます。

なぜ小学校に行くのか

賢くなるためには、勉強しなければなりません。もちろん勉強は、自宅や学校以外の場所でもたくさんできます。しかし、子どもたちは小学校で勉強します。

もちろん法律で決められているということもありますが、小学校に通って勉強する理由はいくつか考えられます。

一つは、人が他人との関わりの中で生きていく生き物だからです。社会という集団の中で生きていきます。小学校は、子どもにとって社会そのものなのです。そこで人とのかかわり方を学んでいきます。

もう一つは、互いに切磋琢磨し、競争するからです。競争することが全ていいことだとは思いません。競争は教育に必要ないとか、難しいことは分かりません。しかし、競争は現に行われています。

かけっこを例に考えてみましょう。もし相手に勝ちたいという気持ちが誰にもないならば、みんな適当に走り勝負は成立しません。

でも、運動会のかけっこは、みんな一生懸命に走ります。それは相手に勝ちたいと思う気持ちがあるからです。

勉強でも、人が数人集まれば、自然と競争は始まります。自分が意識していなくても、誰かに勝ったり負けたりしているのです。よくいうライバル関係だと思います。

もう一つは、仲間をつくるためです。友だちです。一人で勉強していても、なかなか友だちは作れません。しかし、小学校に同じ年代の子どもたちが集まることで、友だちはできやすくなります。

勉強することのメリット

勉強のメリットはたくさんあります。

・新しいこと、知らなかったことを知ることができる。
・分からないことが分かるようになる。
・論理的に考えることができるようになる。
・賢くなる。
・テストの点数がよくなると褒められる。
・将来の選択肢が増える。

勉強することで自分に返ってくるものは多いです。今すぐ感じるメリットよりも、後々感じるメリットの方が多いような気がします。

勉強することのデメリット

勉強することのデメリットって、あまり頭に浮かびません。

・勉強に時間がとられる。
・疲れる。
・勉強しても賢くなっている実感がわかない。

どれも気分的なものが多いかもしれません。勉強が面倒だと考えていると、デメリットを感じてしまうかもしれません。

勉強はやはり必要

勉強は必要です。賢く生きるために必要です。将来自分で生きていくことになるのですから、それまでにしっかりと勉強して、賢く生きていく力をつけなければなりません。

特に子どもの頃は、教科の勉強だけでなく、人との接し方や道徳的な考え方など、一人では学びきれないものも多くあります。

勉強することのデメリットは、ほとんどありません。メリットは多いです。昔は高い授業料を払って勉強していたくらいです。現在は勉強する環境も整っています。

自分のために勉強する。誰かの役に立つために勉強する。自分が賢くなり、幸せになる。みんなも幸せになる。そのために勉強は必要だと思います。

 

 

 

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