小学生の登校しぶりはわがまま?原因と対策!親にしかできないこと

小学生の登校しぶり、親としてどうしていけばいいのか分からなくなります。登校しぶりの主な原因と対策を親の視点で紹介していきます。

ここで分かること!
・登校しぶりの原因と対策
・小学生の具体例
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登校しぶりはわがままなのか?原因は?

答えはNOです。わがままではありません。1~2回のことならわがままも考えられます。続くようであれば違います。

登校しぶりは、お子さんに何らかの不安がある場合に起こります。原因は不安なのです。その不安を取り除くことができれば、スムーズに朝から登校できるようになる場合が多いです。問題は、何が不安なのか子供自身が分からない、説明できないことが多いということです。

不安になる原因が分かれば、対策が立てやすくなります。原因が分からなければ、対策の立てようがありません。「あれかな?」「これかな?」と、考えられる手段を手当たり次第にとってしまいます。

登校しぶりが単なるわがままではないということを理解して、不安となる原因を探していきます。そして、お子さんの不安材料を一つ一つ取り除いていくことが解消につながる近道だと思います。

発達障害が影響している場合

登校しぶりに発達障害が影響している場合も考えられます。人には得意なこと苦手なことがあります。その苦手さが顕著な場合も考えられます。

例えば大きな音が苦手なお子さん(Aさん)の場合について紹介します。Aさんは教室で子供達が大声で騒ぐことが嫌でした。ですが、自分で何が嫌なのかは分からず、親や周りの人に伝えることはできませんでした。

ですから「なぜ学校に行きたがらないのか」理由が分かりませんでした。Aさんが「大きな音への苦手さがある」ということが分かってから、Aさんが登校をしぶる原因が分かり、教室で騒がないという対策がとれるようになりました。

発達障害が影響している場合、お子さんの特性を考えてあげる必要があります。先生と相談し、学校での生活環境をチェックしていくことから始めます。原因が分かれば対策がとれます。

登校しぶりの対策と具体例

登校しぶりの原因は「何らかの不安」とお話ししました。この不安は人それぞれで、探し出すのがとても難しいです。特に親には。

それは学校生活のことだからです。親の目が届いていない場所での出来事が不安になっているので、なかなか親には「何が不安なのか」分かりにくいのです。例えばお子さんが不安に感じることを考えてみます。

・先生からしかられること
・先生が怒っている場面を見ること
・先生の態度が人によって違う
・友達から笑われる
・友達から無視される
・休み時間に何をすればいいか分からない
・休み時間の騒ぎ声
・忘れ物をしてしまう
・集中ができない
・勉強が分からない
・漢字が読めない

大人にとっては「何だそんなこと!」「よくあることだよ!」ということでも、本人にとっては深刻な場合があります。しかも、本人が気づいていないことも多いです。対策の一つ目は、大人が「不安の原因」を一緒に探してあげることです。

対策の二つ目は、子供の気分を上げることです。登校をしぶるお子さんの心は重く沈んでいます。まずは沈み切った気持ちを何とか上げることを考えます。

・好きなことをする
・好きな音楽を流す
・好きな食べ物を食べる
・好きな服を着る…

キーワードは「好きな~」です。誰でも好きなことをやったり、好きな食べ物を食べたりすると気分は上がります。

家での気分が上がったならば、次は学校でのお楽しみをつくることです。学校に一つでも楽しみがあれば、子供は学校でがんばれます。給食や体育、休み時間の遊びなど何か一つでいいので、子供の学校での楽しみを探してあげましょう。楽しみが不安よりも強くなれば、お子さんの登校しぶりはきっと減っていきます。

それでは、わたしが調べた具体的な取り組みを紹介します。

小学校1年生の登校しぶりの例

Bくんは運動大好きの1年生です。2学期の初めから登校時間が遅くなり、次第に休みが増えていきました。お母さんに話を聞くと、朝から登校をしぶっているとのことでした。1年生は入学したてで、学校生活は新鮮で楽しいことだらけです。しかし、学校生活になじめず、登校をしぶる場合もあります。

Bくんのしぶる原因は、「何をすればいいのか分からない」ということでした。休み時間、朝の登校後のちょっとした時間、問題を解き終えた後のちょっとした時間、何をすればいいのか分からいのでした。

Bくんはサッカーが大好きだったので、朝の登校後に校庭でサッカーをするように友達に協力してもらいました。そして、がんばって登校出来たら家でご褒美シールをあげました。10個たまると、お母さんからステキなご褒美がもらえるシールです。ご褒美は、休みの日にお母さんと公園でサッカーをすることや、大好きなチーズケーキをお母さんが作ってくれるというものでした。

Bくんは、サッカーをするために朝一番に登校するようになっていきました。もちろん半年の時間がかかりました。

小学校2年生の登校しぶりの例

Cくんは体の大きな小2の男の子です。5月の半ばから登校をしぶるようになりました。当時の原因は不明です。本人にも学校に行きたくない理由は分かりませんでした。当然言葉で説明もできないので、朝から泣いたりダダをこねたり、全身で登校をしぶっていました。

徐々に原因がわかってきて、大きな音や誰かがしかられている声、様子が苦手でした。自分は関係なくとも、自分も一緒にしかられている気分になるようでした。

Cくんには特に仲のよい友だちがいませんでした。近所の同級生にお願いして、朝から一緒に学校に行くように誘いに来てもらいました。

その友達は野球が好きで、登校後にCくんと野球をして遊びました。友達にとっても朝から野球ができる仲間ができたので、とてもうれしそうでした。

登校をしぶる日はありましたが、徐々に減っていきました。一緒に登校してくれる友達ができたことで不安が減っていった例だと思います。友達の力は素晴らしいです。

小学校3年生の登校しぶりの例

Dさんは剣道をがんばっている女の子です。2学期の運動会練習あたりから学校への登校をしぶるようになりました。理由は本人から言えなかったのですが、調べていくと習い事で夜の帰宅が遅くなってしまい、宿題もできずに寝不足になっていることが原因のようでした。

習い事では低学年から高学年、中高生まで幅広い年齢の子供たちがいっしょです。練習についていこうと無理してしまう場合もあります。親が本人の体力を考えて、無理しないように練習量や時間を制限してあげることも必要です。指導者に言いにくいことですが、無理しているようなら定期的に休みを取らせましょう。

Dさんは、週3回の練習を2回に減らし、練習時間も短くしてもらいました。体力的に無理することはなくなり、元気に登校するようになっていきました。

各学年の例ではポイントをまとめて紹介しています。付け加えておきますが、全てスムーズにいっているわけではありません。様々な試行錯誤の末にたどり着いたものです。ご家族と本人の取り組みの結晶です。

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