宿題をさせる方法は?宿題をしない子供(小学生)にはこれ!

お子さんが宿題をなかなかしない場合、親のストレスは結構大きいです。お子さんが小学生の場合、ほぼ毎日のように宿題が出されます。内容や量に違いはありますが、小学校の宿題くらいは自分でやって欲しいというのが親の本音です。宿題をしないお子さんのための解決方法を紹介します。

ここで分かること!
・宿題をしない子への宿題のさせ方
・小学生に有効な「やる気」の出させ方

 

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子供が宿題をしない場合の親の悩み

「自分が困るだけだから…」

子供が宿題をしない場合、こう考える親は少なくありません。ですが、あまりにも宿題忘れが続くと、親としてはかなり心配になっていきます。最終的に学校の先生から「お子さんの宿題忘れが多いです。」などと指摘されると、なぜか親の方がダメージを受けてしまうことになります。

親としての悩みには、次のようなものが考えられます。

・勉強が分かっていないのかもしれない
・なぜ宿題をしないのか分からない
・他のお子さんはどうしているのか分からない
・返事だけで行動しない
・どうすれば宿題をするようになるのか分からない
・先生から親も注意されて困ってしまう

宿題をしないお子さんに、毎日ガミガミ言っても効果がない場合は多いです。

宿題について文部科学省は?

小学校や中学校の教育内容を取りまとめている文部科学省によると、宿題は必ず出さなければいけないものではありません。学校での教育内容を決めている学習指導要領にも宿題についての決まりはありません。

参照 ➤文部科学省 学習指導要領

宿題は、学校で勉強したことを身につけるために出されています。ですから、たまに「今日は宿題ない!!」と子供が言う日もあるのです。

 

宿題をさせる効果的な方法

なかなか宿題をしない子供に、進んで宿題をさせる効果的な方法は、「ごほうび」をあげることです。誰でも楽しいことが待っていれば頑張れます。子供も同じです。

ごほうびは、家での勉強後に与えるようにします。宿題をすることが習慣化するまで続けていきます。

宿題はすべきものなのに、「ごほうびをあげるなんて間違っている」とお考えかもしれません。ここで紹介しているごほうびは、あくまでも宿題を習慣化させるための一時的なものです。

大切なのは、ごほうびの内容です。

 

ごほうびは中身を考えて!

問題は、ごほうびの中身です。そもそも大人の感覚では、宿題なんてやって当たり前のものです。宿題をしたからといってごほうびを出すなんて、単なる甘やかしのようにも見えます。ですが、その当然のことができないから「ごほうび」を使うのです。

ごほうびは、子供が好きなおやつや遊び等にします。何かを買ってあげたり、どこか特別なところに連れて行ってあげたりするようなことはしません。お子さんが、ちょっとラッキーくらいに感じるものがベストです。例えばこんなものはいかがでしょうか。

・勉強後に好きなおやつを準備しておく
・勉強後に好きなテレビを見れるようにしておく
・勉強後に好きな遊びを一緒にする
・宿題が全部終われば、ゲームの時間を20分延長する

この程度のごほうびであれば、親の負担にもなりにくいと思います。しかも、いくつか組み合わせたり、子供に選ばせたりするようにすれば毎日続けられます。

おもちゃを買ってあげたり、遊園地へ出かけたりするなどは、すぐに親も継続できなくなっていきます。お子さんに、宿題をする習慣を身につけさせるためには、続けていくことが大切です。

 

続けていくことで、ごほうびなしでも宿題ができる子に

最終的に目指すのは、「ごほうびがなくても宿題をする」という状態です。ごほうびは、家での勉強を習慣づけるためのきっかけに過ぎません。

そのため、ごほうびは毎日続けられるものにします。ゲームが好きなお子さんなら「ゲーム時間の延長」、お菓子が大好きなお子さんなら「好きなおやつ」などです。宿題後に一緒におやつ作りということも楽しいかもしれません。

1週間、2週間…1か月と続けていくと、次第にごほうびのことを忘れていきます。ごほうびを思い出した時だけ与えるようにしていくとよいでしょう。なかなかごほうびにこだわり続けるようなら、スタンプやシールを使って、「スタンプ7つたまったらごほうび」というようにルールを進化させていく方法もあります。

「もうごほうびはいらないよ!」

この言葉が出てくるまで、親もごほうびを楽しみながら続けましょう。

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