子供の家での勉強時間、どれくらい必要なのでしょうか?
もちろん多ければ多いほどいいのかもしれません。でも、学校から帰ってきた後の時間は限られているし、友達と遊ぶ時間も大切にしてあげたいものです。
小学生の家庭での勉強時間は、【学年×10分間】が目安です。
ただし、1・2年生は30分間です。
学校によっては「家庭学習の手引き」などで決められている場合も多いですが、学年×10分間くらいです。ちなみに、中学生の場合は、学年×1時間くらいになります。
目次
小学1年生の家での勉強時間
1年生の場合は、学年×10分間にすると10分間になります。これでは宿題すら終わらないこともあるので、1年生の勉強時間は30分とします。
内容は、宿題+国語・算数の勉強です。
ひらがな等の文字練習、計算練習を1日交替で勉強するようにします。
小学2年生の家での勉強時間
2年生の家での勉強時間は30分間です。
内容は、宿題と復習です。1年生のときと同じように国語と算数を交替で勉強するようにします。
音読と漢字練習、かけ算などの計算練習を中心に勉強するようにします。
小学3年生の家での勉強時間
3年生の家での勉強時間は30分間です。
内容は、宿題と復習です。国語・算数・理科・社会の4教科の勉強を交替でします。
教科が増えるので、プリント等を準備すれば効率よく勉強できます。
小学4年生の家での勉強時間
4年生の家での勉強時間は40分間です。
内容は、宿題と復習、そして予習です。3年生までの勉強に予習をプラスします。
予習は、次の日に勉強するところの教科書を読むようにします。
小学5年生の家での勉強時間
5年生の家での勉強時間は50分間です。
内容は、宿題と復習、予習です。4年生までの勉強に英語の勉強をプラスします。
予習は教科書を読み、復習はノートを読むようにします。
小学6年生の家での勉強時間
6年生の家での勉強時間は60分間です。
内容は、宿題と復習、予習です。
5年生までの勉強にプラスして教科書を読むことを特に大切にします。教科書を読む習慣を身につけさせるためです。
ダラダラ勉強するより短時間の集中した勉強がやる気を育てます
小学生の家での勉強時間について説明しました。大切なのは集中です。ダラダラ勉強したり、テレビを見ながら勉強したり、何かをしながら勉強する「ながら勉強」は絶対にやめさせます。
タイマー等を使って「○○分間は集中して勉強する」ということを子供に教えてあげます。
短時間の集中した勉強を続けると、子供に集中力がついてきます。勉強も少しずつできるようになっていくので、自信がでてきます。このちょとした自信がやる気につながっていきます。
家庭での勉強を、「家でまったく勉強しないんですよ!先生どうにかしてください!」などと先生に頼ってはいけません。
家庭学習は親の出番です。小学生の家での勉強は、スケジュールを決め根気よく続けさせるしかありません。