小学校や中学校で使う教科書をなくしてしまうことがあります。探しても探しても見つかりません。夏休みや冬休み明けに多いです。
正直、かなりあせります。子供がなくしているのですが、親が不注意で捨ててしまった場合も考えられますし、親として無関係ではないからです。結局は親がどうにかしなければなりません。
小学校、中学校の教科書は、4月に無償で国から配布されていますので、最初に子供がもらうときには、お金は必要ありません。
教科書をなくしてしまった場合には、お金を払って購入しなければなりません。
でも、教科書って、どこで売られているのでしょうか?
小学校や中学校で使う教科書は、一般の書店では取り扱っていません。各市区町村で、取次書店が決められていますので、そちらから購入することになります。
なくした教科書の購入の仕方
教科書をなくした場合、再び教科書を手に入れる方法は3つあります。
②自分で教科書を買う。
③一つ学年が上のお子さんがいるご家庭からもらう。
先生に相談して教科書を取り寄せてもらう方法が簡単です。しかし、先生に「教科書なくしました。」と言うのは、結構恥ずかしいです。できれば、先生には知られずに教科書を手に入れたい。
そんな場合は、②の教科書を自分で買う方法がおすすめです。先生に相談して購入する場合と値段は変わりません。教科書は、「全国教科書配給協会」から調べて購入できます。
こちらです ☞ 全国教科書配給協会
ここで売っているお店を調べて買う方法が一番早いです。お住まいの都道府県をクリックします。すると、都道府県の教科書販売所のページにいきます。
そこに教科書購入の仕方が説明してあります。
兵庫県教科書株式会社のページが開きます。
↓
左下の方に電話番号が載っているので、電話します。
↓
購入できる書店等を教えてくれるので、連絡して買いにいきます。
早い場合は、その日のうちに購入できます。
都道府県の教科書販売ページで、取扱店をお知らせしているところもありますので、その場合は、直接取扱店に連絡すると早いです。
通販に対応している都道府県もあります。しかし、電話して買いに行くのが早いです。
お店に直接電話して買いに行く場合、小学校や中学校の先生に教科書を失くしたことがバレる心配もありません。
教科書は市区町村ごとに違う
小学校や中学校で使われている教科書は、実はどこも同じではありません。例えば国語だと、「光村」や「東京書籍」などのように、出版している会社が違うのです。
同じ県でも、教科書は違います。教科書は、市区町村ごとに決められるからです。隣町に転校した場合、教科書が違ったということも珍しくありません。
ですから、教科書を購入する場合は、必ずお子さんが通われている学校の名前を伝えるようにしてください。お店のほうで、どの教科書になるか調べてくれます。
教科書をなくさないための工夫
せっかく教科書を再購入しても、また紛失してしまえば意味がありません。間違えて捨ててしまったなど、気をつけるようにしましょう。
一度なくしたことを教訓に、次は教科書をなくさないようにする工夫が必要です。
教科書をなくさないための工夫は、次のようなものが考えられます。
・前年度の教科書までは捨てずにとっておく。
(間違えて捨てるの防止)
・教科書を大切なものと意識し、大切に扱う。
・兄弟がいる場合は、混ざらないように注意する。
教科書は大切なものです。大事に扱うことを大人が教えましょう。
最強の教科書用参考書
最後に、教科書用の参考書の紹介です。
勉強する上で、最強の教材は教科書です。何度も改良を加えられ、誰もが分かりやすいように工夫して作られています。
しかし、この教科書を読んでも、いまいち意味が分からなかったり、答えがはっきりとしない場合があります。
とくに苦手な教科は、教科書の文章を読むのも大変です。
そんな場合は、「教科書ガイド」がおすすめです。
勉強することを説明している教科書を、さらに解説している本です。算数などは、教科書の答えも全部解説してあります。
例えば、小学5年生の算数(東京書籍版)はこちら
親子で勉強する場合などには、親が持っておくと教えやすいです。
特に算数など、教科書の問題の答えと解説が全部のせてあります。
購入されるときに気をつけてほしいのは、お子さんの学年と教科書の出版社を間違えないようにすることです。そこだけはご注意ください。