小学生の宿題にピッタリ!読書感想文の簡単な書き方

小学生の時期に読書をすることは、とても効果的な勉強方法だと言われています。さらに読書感想文を書くことによって、読んだ本をもう一度振り返ることになり、書く力も鍛えることができるので一石二鳥の勉強方法です。

しかし、実際に本を読んで、読書感想文を書こうとするお子さんは、ほとんどいらっしゃらないと思います。家で読書するお子さん自体が少ないですし、作文が好きなお子さんも少ないからです。実はもったいないことです。

もし、学校から「自学」「自主勉強」などと言われる、本人が自分で考えて勉強する宿題が出ているとしたら、この読書感想文を書くことをおすすめします。実は簡単なのです。好きな本を読んで、思ったことを書くだけです。それで宿題までも終了してしまうのですから。しかも、これを週に1回続けたとしたら、どれほど国語の力がつくか想像できません。ぜひご家庭でお子さんにすすめてみてください。

読書感想文の書き方

宿題の一つとして読書感想文を書く場合について、取り組み方を説明します。

①好きな本を、好きなところまで読む
②自主学習ノート等に読んだ感想を書く

ここで大切なのが、本を全部読まなくても大丈夫ということです。全部読んでしまわないと、読書感想文は書けないようなイメージがあります。でも、何かコンクールに出品するわけではありませんので、好きな本を好きなところまで読めばOKなのです。

それでは、具体的にやり方を説明します。

①好きな本を好きなところまで読む

まず、読む本を選ばなければなりません。これは好きな本が一番いいです。親が「これを読みなさい」と渡しても、子供はあまり興味を示しませんし、読書嫌いのきっかけになってしまいます。

あまり読書をしないお子さんでしたら、近くの図書館に連れていくのが一番よいです。お子さん専用の図書館カードを作ってあげましょう。もう、お子さんは、本を借りたくてうずうずしています。

図書館で好きな本を選ばせましょう。初めはこちらが期待しているような童話などは選びませんが、次第にいろいろな本に興味を示すようになります。まずは、好きな本をお子さんに見つけさせることです。

図書館での本選びは、こちらも参考にされてください。

https://manabi-enjoy.com/syogakkouseikatu/archives/159
読む本が決まったら、じっくり読む時間をつくります。今回は、宿題の一つとして読むのですから、他の勉強をするよりも、喜んで本を読むかもしれません。

好きな本を、好きなところまで読みます。読み終わったら、しおりを挟むようにしておきましょう。時間は、10~30分くらいがいいと思います。その後、感想文を書く作業がありますから。

②自主学習ノート等に読んだ感想を書く

読み終えたら、読書感想文を書きます。ノートに書きますので、形式は特にありません。自由です。ですが、具体例で説明します。

できれば縦書きがいいです。ノートを横に向けるなどして、縦に文字を書けるようにします。

最初に読んだ本の題名を「」に書きます。そして、『「〇〇〇」を読んだ感想』と題をつけます。

次に感想を書いていきます。最初は、シンプルな書き方から始めていきます。

・「〇〇〇」を読んだ感想
・自分が読んだ本のあらすじを簡単に紹介する
・自分が今回読んだところを紹介する
・一番心に残ったところと、その理由を説明する
・次への言葉を書く「続きがどうなっていくのか楽しみです」

 

実際に「大造じいさんとガン」というお話で書いてみます。

「大造じいさんとガン」を読んだ感想

わたしは、日曜日に図書館に行って、「大造じいさんとガン」という本を借りました。
この物語は、かりゅうどの大造じいさんと、ガンという鳥の戦いのお話です。ガンの群れのリーダーである残雪という鳥が登場します。
今回、わたしは、「大造じいさんとガン」のお話を、大造じいさんがガンを一羽捕まえるところまで読みました。読んで一番心に残ったのは、残雪のかしこさです。その理由は、群れのリーダである残雪が、大造じいさんがしかけた罠を見事に見破って、仲間を守ったからです。なんて頭がいい鳥なんだと思いました。
続きを読むのが楽しみです。

最初は、このような文章が書けるといいと思います。慣れてきたころに、違う書き方に挑戦していくといいです。

この読書感想文を続けておくと、夏休みなどに出される「読書感想文」の宿題があったとき、とても役に立ちます。

これまで書いたものをまとめるだけでいいからです。

 

以上、読書感想文の簡単な書き方でした。

読んでいただき、ありがとうございました。

 

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