メダカの自由研究!小学生におすすめ!簡単観察テクニック! 

小学生の自由研究で人気が高いのは、メダカなどの生き物の観察です。小学2年生や3年生でも簡単にできるところが魅力です。しかし、実際にメダカの観察をしてみると、どんなところを観察すればいいの?どんなまとめ方をするの?何をどうすればいいのか分からなくなってしまいます。

メダカの観察の仕方と、自由研究としてのまとめ方を説明します。

ご自分でアレンジしてもいいですし、このまま使っていただいてもOKですよ。メダカは大切にしてあげてくださいね。

 

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メダカの自由研究の準備

メダカの自由研究に必要なものを説明します。近くのペットショップやホームセンターで手に入りますので、準備しましょう。メダカが近所の小川にいる場合はチャンスです。メダカ取りから自由研究を始めましょう。

しかし、ほとんどの場合、現在はメダカは買うことになると思います。自然のメダカは、かなり少なくなっています。また、川は思った以上に危険です。

【準備物】
・メダカ・・・できればオス、メスそれぞれ3匹ずつ欲しいです。
・水槽・・・・プラスチックのものでも、ガラス製のものでもかまいません。
・水草・・・・ホームセンターで手に入ります。よく水洗いして使います。
・砂利・・・・水草を植えます。よく洗って使います。
・エサ・・・・メダカのエサが市販されています。
・デジカメ・・メダカの撮影に使います。タブレットでもOK。
・ノート、模造紙・・・記録、まとめに使います。

メダカの産卵を観察する場合はオス、メス必要になります。食事や泳ぎ方を観察する場合は、こだわらなくても大丈夫です。

特にメダカを飼育・観察するのに絶対に必要なものは水草です。これがないと、すぐに水が濁ったり、メダカが弱って死んでしまったりします。できるだけ多くの水草を入れてあげましょう。

水草の種類は、オオカナダモがいいです。オオカナダモがあれば、他の水草もいろいろ入れていいですよ。多ければ多いほどいいです。

水草は、水槽に入れる前に必ず水道水で洗うようにしましょう。汚れや小さな虫、貝がついていることがあるからです。特に池などから採取してきたものは、かなり念入りに洗ってください。

道具がそろったら、メダカの水槽をセットして飼育を始めましょう。飼育道具がよく分からない場合は、ホームセンターで「メダカ飼育セット」を購入すると、全部セットで入っています。水槽だけは透明のものを選ぶようにしてください。カメラで撮影できなくなってしまいます。

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メダカの自由研究のまとめ方

まずは、まとめ方を確認しておきます。このまとめ方が分かっていないと、何を観察して、ノートに書けばいいのか分かりません。

まずは、ノートに下の1~6について書いていきます。4・5・6は観察をした後に書くので、見出しだけ書いておきます。研究を進めながら、分かったことを書き加えていきましょう。

研究が終了した時点で、ノートに書いたことを次のように模造紙に写してまとめます。

研究テーマ「メダカのひみつ」(例)・・・大きな字で最初に書く、名前も書く

1研究の動機
(なぜその研究をしようと思ったのかを書く。)
家で飼っているメダカの食事の仕方と泳ぐ様子、生活の仕方を知りたいから。

2予想
(どのような結果になるか予想を書く。)
食事の予想・・・・水中のエサを口から食べる。
泳ぎ方の予想・・・同じ速さであちこち泳ぎまわる。

3研究の方法
(研究を進める順番を、分かりやすく書く。)
①1日1回エサやりをして、食べ方を観察する。
②朝昼夜の泳ぎ方、泳ぐ場所を観察する。

4結果
(調べたことや結果を写真と一緒に書く。)
①エサの食べ方
(写真や画像を貼り付ける。水面に浮いたものを食べる。)
②朝昼夜の泳ぎ方、場所
(写真や画像を貼り付ける。朝は水面近くを元気よく泳ぐ。など)
5わかったこと
(結果からわかったことをまとめて書く。)
メダカはエサを水面近くで食べることがわかった。
泳ぎ方については、昼間と夜とでは泳ぐ場所が違うということがわかった。
特に夜はほとんど動かなかった。など

6感想
(この研究で考えたことや思ったことを書く。)
メダカは、水草の近くを泳ぐことが多かった。これは敵から身をかくしやすいからではないかと思った。卵も水草に産んでいた。水草はメダカにとって家のようなものだと思った。

メダカの自由研究では、「メダカの食事の仕方」と「泳ぎ方」の観察が中心となるということです。産卵等をメインにすると、時間がかかる場合があります。

もし、観察中に産卵すればラッキーということで、そのとき結果に付け加えればいいです。

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メダカを観察しよう!

では、メダカの実際の観察です。ポイントは2つです。エサやりと泳ぎ方の観察です。

エサやりでは、メダカが水面、水中、水底のどこでエサを一番食べているかを観察します。

次に、口をどのように使って食べているかをじっくりと観察します。

答えは、水面で口をパクパクさせながら、周りの水といっしょに食べるということです。エサを食べている様子を、デジカメやタブレットで撮影しておきましょう。スケッチで絵に描いてもいいですね。

泳ぎ方では、時間ごとにメダカが水槽のどこを泳いでいるのかを観察します。

水温にもよりますが、日中は水槽の水面近くや真ん中を泳ぎます。夜は底の方で眠ります。この様子もデジカメやタブレットで撮影しておきましょう。

他にも、跳ねるようにピンピンと泳ぐことや群れて泳ぐこと等、気が付いたところはノートに記録するようにするとよいでしょう。

朝から産卵している場合があります。メスのお腹の後ろあたりに卵がいくつかついているので分かります。卵はその後水草につけられます。親と分けて様子を観察すると、メダカの赤ちゃんが生まれる様子が観察できるかもしれません。

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まとめ

メダカは生き物です。大切に育てましょう。準備する道具は、それほど多くありませんが、水草が重要です。

まずは「まとめ方」をよく分かってから、観察しましょう。観察のポイントは2つです。エサのとり方と泳ぎ方、泳ぐ場所です。

理科の観察の場合、何を観察するのかをしっかりと決めてから行うことが重要です。

 

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