「子供がどうも学校の勉強についていけていないようだ」
自分の子供が学校の勉強についていけていないことがわかると、親としては非常に心配です。
「どうにかしなくては!」と考えるのが親というものです。
今回は、小学生の子供が勉強についていけない場合の対処法について、実際どうしていけばいいのかまとめます。
家庭で教えるのがベスト!いきなり塾や通信教育は間違い
学校の勉強についていっていない場合、一番有効な対策は『家で親が勉強を教える』です。
親にとってはかなりの根気と時間がかかりますが、子供の勉強の様子や理解度がよくわかるので、勉強ができるようになるまで見届けることができます。
この場合、塾や通信教育はおすすめしません。始めてみても、まずできないし続かないからです。子供にとっては新たな苦痛が増えるだけです。
まずは、勉強についていけていない原因をつきとめ、家庭で親が教えてみるべきです。
「昔とは教え方が違うから・・・」などは考えなくていいです。勉強についていけるようになることの方が重要なのですから。
勉強についていけない理由・原因を考える
なぜ勉強についていけないのか?
その原因はいくつか考えられます。
・先生の話を聞いていない
・ノートに書くなど、作業が遅く間に合っていない
・黒板の文字があまり見えていない
・先生の声が聞こえていない
・はじめから苦手という気持ちが強い
原因がはっきりすれば、対策も考えられます。
・話を聞かない → 先生に相談し声をかけてもらう 聞く練習をする
・作業が遅い → 作業速度を上げる はやく写す練習をする
・文字が見えない → 病院で検査 席を前の方に変えてもらう
・声が聞こえにくい → 病院で検査 席を前の方に変えてもらう
・苦手と感じている → できるところから始め自信をつける
わかっているところまで戻って勉強するのが1番の近道
原因も対策も一つではありません。お子さんにとって、どれが一番いいのか、試しながら確認する必要があります。
どれを選ぶにしても、絶対に必要なのは「お子さんが理解しているところまで戻って勉強し直す」ということです。
自分の経験上、1つ前の学年に戻るとだいたい理解しているようです。つまり、小4の場合は小3の勉強に戻り、小6の場合は小5の勉強に戻るということです。今の学年の勉強についていけない子も、1年前の勉強はできることが多いです。特に算数はそうです。
1つ学年を戻って勉強する方法は2つあります。
1つ目は前の学年の教科書を読むことです。すでに処分して無い場合も多いと思うのですが、あるのであれば教科書を読ませましょう。読んで途中の問題を解いていけば十分です。
2つ目は教材を使う方法です。近くの書店等で売られているドリル等を使います。この場合は、子供が無理なく取り組めるプリント式のものがいいです。
市販教材は簡単なプリントがおすすめ
復習のための教材には、市販されているプリント集がおすすめです。
特に1回1枚の簡単なプリントになっているものがいいです。例えばこちら。
値段は900円程度です。1学年の勉強が1冊にまとめられているのでおすすめです。
市販の教材の使い方については、こちらでもまとめています。
>>小学生が塾に行かずに成績を上げる勉強方法とは?
プリントをおすすめする理由は3つあります。
・勉強したのか親がすぐにわかる
・内容がシンプルでわかりやすい
近くの書店で売られていると思いますので、復習をお考えの場合は書店をのぞいてみてください。
1つ前の学年のものを購入するということは、くれぐれも忘れないでくださいね。