子供が一番大好きな休みが“夏休み”です。しかし、夏休みといえば、子供に重くのしかかってくるのが「夏休みの宿題」です。場合によっては、家族にも負担がかかることも…。
宿題は、なかなか終わらなかったけれど。
最終日に遅くまでがんばる家族も結構多いかも。
夏休みの宿題、みなさんは早めに終わらせていましたか?
それとも最後に詰め込む派?
子どもの頃、最終日に泣きながら宿題をしていた記憶もあります。
はっきり言って、宿題を最終日にまとめてがんばっても、あまりいいことはありませんよね。
できれば、夏休みの宿題は早めに終わらせたいものです。
今回は、夏休みの宿題を早めに終わらせるコツについて紹介します。
夏休みの宿題ってどんな意味があるの?
夏休みの宿題って、そもそも何のために出されているのでしょうか?
夏休みの宿題は、主に2つの目的で出されています。
〇家庭で勉強する習慣を身につける
自由研究など、それぞれ目的はありますが、大きな目的はこの2つです。
夏休みの宿題は、毎日少しずつ時間を決めて進めるのがベストです。
ですが、早めに終わらせることが間違っているわけではありません。復習はしっかりとできますし、勉強習慣は宿題以外で時間を決めて勉強すればさらにいいです。
最終日近くで、慌てて宿題に取りかかると、十分な復習もできず、勉強習慣はまったくついていません。これはよくない。
まとめると、夏休みの宿題は早めに終わらせ、宿題以外の勉強に時間を決めて取り組むのが一番いいです。
宿題を早く終わらせるには親の計画が重要
宿題は子供がするんじゃないの?
少し説明するね。
宿題は子供がするものです。ですから計画は子供が立てます。しかし、早く宿題を終わらせる場合には、親が計画づくりをサポートする必要があります。
子供が計画を立てた場合、どうしても夏休みいっぱいかけて宿題が終わるような計画になりがちです。
そこを親が修正するのです。親には子供の宿題の全体量が見えていますから、ざっくりとそれをいつまでに終わらせるのか、子供が立てた計画を早めます。
40日間で子供が立てた計画の場合、20日で終わるように計画を修正します。
計画が順調に進むように、2日に1回声をかけていきます。
「計算プリントは○○ページまで進んだ?」など、具体的な声掛けをしていけばいいです。
まとめると、まず、夏休みの宿題計画を子供に立てさせます。
そして、その計画が20日間で終わるように、親が修正を加えるということになります。
理想的な夏休みの宿題の流れ
理想としては、最初の1週間が宿題に取り組む勝負の週です。この時期は、子どもも宿題を終わらせようという意識は高いです。
心を鬼にして、「今日はここまで終わらせなさい!」と、ノルマを出すようにします。
子供が考えているよりもハードなノルマです。決して一日2ページなどと、ぬるいノルマではいけません。子どものためです。
時間は午前中です。できるだけ早い時間がいいでしょう。家に子どもしかいない場合も、事前にノルマを出しておくのです。
子どもは渋々宿題をしますが、結構言われたところまでは進んでいることが多いです。1週間たつと、おおかたの宿題は完了しています。
①朝7時から11時までの間に、2時間の勉強時間を決める
②ノルマを伝え、勉強させる
③進み具合を2日に1回チェックする
このスケジュールだと、高学年でも20日間で宿題は、ほぼ終わります。
残っている可能性がある宿題は、工作や自由研究です。
ここからは、親がアドバイスをしながら、残りの宿題を仕上げていくようにしましょう。
早い段階で残りの宿題を済ませてしまえば、夏休み前半で全部終わらせることができます。そうすれば、精神的にもよい状態で2学期を迎えられますよ。親子で。
宿題終了後の勉強については、何か教材を準備し、2学期に備えるようにすれば、充実した夏休みになります。
簡単な教材については、こちらでまとめています。よろしければ参考までにどうぞ。

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