病院に連れていく場合や突然の身内の不幸などで、小学校や中学校を早退させなければならないことがあります。
小学生や中学生を早退させるには、きちんとした手続きが必要になります。
必要な手続きとは、保護者からの学校への連絡です。
早退や遅刻が前もって分かっている場合、小学校や中学校に事前に連絡しておくことで、スムーズに子供を早退させることができます。
連絡帳での連絡が一般的ですが、アプリやメールの場合もあります。学校の連絡方法に従って連絡しましょう。わからない場合は連絡帳で十分です。
具体的な場面を考えて、小学校や中学校から子供を早退させる方法を説明いたします。参考にしていただけると、うれしいです。
小学校や中学校を早退させる理由
小学校や中学校から子供を早退させる理由には、次のようなものが考えられます。
・急な身内の不幸等での早退の場合
・子供の体調不良での早退の場合
・その他の早退の場合
子供が学校に登校している状態から、早退という形で帰る場合には、理由と家族の迎えが必要です。
事前に連絡帳で理由を担任の先生に伝えておけば問題ありません。その際、迎えのことも連絡しておくとよいでしょう。
通院のための早退の場合
目の検査や持病の定期健診など、子供が病院に行く必要がある場合は、学校を欠席させるか早退させて病院に連れていきます。
病院の診察時間などで融通がきき、放課後に連れて行くことができる場合は、早退の必要はありません。放課後に病院に連れていきましょう。
しかし、様々な検査の場合は、診察や検査に時間がかかることが多いです。午前中の場合も多く親も子供に同伴しなければなりませんし、病院の待ち時間は長いです。
基本的に連れていく病院の予約時間によって、欠席か早退かは決まります。何時くらいから診察可能なのか、まずは事前に病院に確認をしましょう。
通院する場合の早退の連絡は、基本的に連絡帳で行います。
連絡帳には、忘れないように次のことを書きます。
・なぜ早退するのか(理由)
・子供はどうするのか(お迎え?)
学校への連絡方法の例
【連絡帳の場合】
事前に連絡帳で伝えておくと大丈夫です。アプリでの連絡の場合も、書き方は同じです。(記入欄がある場合)
それ以外の具体的な連絡帳への記入方法については、こちらを参考にされてください。

急な身内の不幸等での早退の場合
あってほしくないことですが、入院中の祖父が危篤状態になるなど、緊急に家族が集まる必要がある場合は、子供を早退させてもらいます。
小学校や中学校への連絡は、緊急の場合ですので電話で行います。
次のことを学校に伝えましょう。
・学校を早退するということ
・早退する理由(祖父が危篤のため等)
・子供の下校方法(お迎え?)
家族も気が動転している場合があります。移動はタクシー等がいいかもしれません。無理はしないようにしてください。
病院や行き先が遠方の場合は、翌日欠席させる必要があるかもしれません。その場合は、親も現地に付きっきりの場合が多いので、連絡帳では連絡できません。
できればこの連絡時に、翌日欠席する場合は、電話連絡またはメール等で連絡するということを先生に伝えておきましょう。
子供の体調不良での早退の場合
一番多い早退の理由かもしれません。
朝から子供の体調が悪く、無理して登校しているときなど、容体次第では早退する場合もあります。
学校で容体が悪化した場合は、保護者に連絡があります。ご家庭の固定電話やケータイ、職場の電話などです。新学期最初に学校に書類で伝えた電話番号に連絡がきます。
早退する可能性がある場合の連絡は、基本的に連絡帳で行います。お子さんの様子を詳細に伝えたい場合は、電話でもいいと思います。
次のことを伝えましょう。
・様子を見て欲しいこと
・容体が悪化した場合の連絡先 など
スマホは持ち歩き、小学校や中学校からの連絡を確認できるようにしておきましょう。
【連絡帳での連絡例】
言い方はそのままでもいいですが、ご自分の言葉に書き換えてくださいね。
その他の早退の場合
上記以外で早退させる必要がある場合は、事前に学校に連絡しておきます。
連絡方法は、連絡帳が基本です。アプリやメールの学校はそちらで、連絡する内容は同じです。
連絡帳には、次の内容を記入します。
・早退する理由
・早退の方法
【連絡帳での連絡例】
現在の小学校や中学校は、防犯上の理由から、子供だけでの下校よりも保護者の迎えを求められることが多いです。
可能な早退方法(お子さんがどのようにして家まで帰るのか)については、担任の先生と相談されるほうがいいと思います。
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