中学生のやる気を高める!勉強へのやる気を高めるためにとった方法

中学校に通うようになると、生活の中での勉強の比重は大きくなってきます。本人にとっても勉強ができるかできないかは大きな問題です。でも、勉強が苦手な子にやる気を出させるって難しいです。痛感しています。

今回は、自分の失敗も含めて、子どものやる気を引き出すためにやってきていることを紹介します。子どもが勉強せずに困っているという方の参考になるとうれしいです。

やる気プロジェクト第1弾 勉強の大切さを話す

中学生になってすぐの夏休み、つまり1年生の夏休みに勉強の話をしました。自分から進んで勉強している姿が見えませんでしたし、何より1学期の成績が良くなかったからです。

勉強は大切なんだという話をしました。賢く生きていくために勉強すること。将来のために勉強すること…。

話はしっかりと聞いてくれました。親の願いや自分の将来のことを考える機会にはなると思いました。しかし、それが分かっても、実際に勉強を始めるという行為には、なかなかつながらないようです。

分かってはいるんですよね。勉強しなくてはということが。でも、面倒なんだと思います。なかなか体が言うことを聞かないような感じでした。

親子でじっくりと勉強について話すことは大切だと思いました。しかし、だからといって進んで勉強する行動にはつながらなかったようです。話し方次第かもしれませんが、自分には難しかったです。

やる気プロジェクト第2弾 成績アップでご褒美

いわゆる「もので釣る」というやつです。これは中学生にはよくなかったです。

子どもが欲しいと言ったのは、ゲームソフト。何だか小学生いたいですね。成績が上がった場合、そのソフトを買ってあげるという条件で勉強を頑張るという約束をしました。

その期間はある程度勉強していましたが、買ってもらうと同時に勉強は終わりました。

そして、欲しいものがない場合は、まったく勉強しない状態になりました。子どもに変な知恵がつきますし、ご褒美のための勉強ということになってしまうようでした。反省です。ご褒美を与えるというやり方は、ちょっとやり方を考える必要がありそうです。

 

プロジェクト第3弾 勉強部屋をつくる

「うるさくて集中できない。」そんなことを言い出したので、勉強するための部屋をつくりました。そんなに大きな家ではないので、4つの部屋のうち、一番小さな一部屋を子どもの勉強スペースにしました。

小学生の娘がいるのですが、娘も黙ってはいませんでした。兄の部屋ができるのならば、自分にも部屋が欲しいと強く要求されました。しかし却下。部屋がありません。

早速、休日に息子の部屋作りをしました。机を置き、本棚を置き、勉強道具を整理して設置しました。少しずつ自分からその部屋に行き、勉強しているようです。音楽を聴いたり、マンガを読んだり、何だか好きなこともしているようですが、明らかに勉強もやっています。

やはり勉強する場所は必要なんだと思いました。茶の間で勉強という方法もあると思いますが、うちの子は集中できずに合わない方法でした。

 

プロジェクト第4弾 一緒に勉強する

なかなか時間はなかったのですが、一緒に勉強することにしました。期間はテスト前の2週間です。時間は30分から1時間程度です。家での勉強時間全部を一緒にするわけではありません。

これはなかなか良かったです。子供と話す機会にもなりましたし、どこが分からないのかも理解できました。中学生の勉強って、大人にとって結構楽しいです。分かるって面白い!

問題点は、次第に親が感情的になってしまうというところです。「なぜ言うとおりにしないんだ」「なぜ分からないんだ」と、次第に感情が高まっていきます。ここを上手くセーブして、子供としっかりと勉強できれば、一番効果的だと感じました。

ネックとしては、親の時間が結構必要だということです。

 

プロジェクト第5弾 自分でルールを作らせる

今のところ、これが一番うまくいっています。子どもが自分で作ったルール「春休みは、勉強をがんばる。スマホは勉強した時間だけ、勉強後に使う。」です。

勉強した時間だけスマホを使うことができる。あまりよくないような気がしますが、進んで机にむかうようになりました。部屋にいる時間、全部集中して勉強しているようではありませんが、自分なりに頑張っているようです。結局は子どもに合ったやり方が一番なんだと思います。

今回何度も子どもに話したことが、自分ができそうなことをルールにしなさいということでした。結果的にご褒美と同じような形になりましたが、自分で決めていることだから頑張っているのだと思います。親が言うことを聞かせるようなことではないですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました